こくおーの趣味
ツキ視点
ある日こくおーが嬉しそうに廊下をスキップしているのを見つけた
何してんねん今日はやけに元気やなぁ、ん?あの手に持っとるもんはなんや…?
私はスキップをするこくおーの手元をよく見るとそこには大きな地図と沢山の書類が握られていた
え⁉︎あのこくおーが書類持ってスキップしとる⁈目がおかしくなってしもうたんか?いやちゃうな、こくおーがおかしくなってしもうたんか?
不思議に思った私はこくおーの部屋の上で何してるのか調べることに…なったんだけど
「ツキそんなところで何してるの?」
「あ、バレた?」
「バレバレよ」
「バレたんこくおーが初めてやわ」
「はえー雑魚」
「それ私が皆に言ったら殺されんぞ?」
「あ、ちょ、それは勘弁」
呆気なくバレたんで通気口から頭だけを出して話してたけど頭に血が上りそうなのでこくおーの部屋に音を立てずに降りてベットにダイブした
その時私の隠し持っているナイフがぶつかりカチャッと小さな音を立てた
ぐぅぅぅ…お腹に食い込むぅぅ!お腹すいたぁぁぁぁ!(関係なくないか?←)
「ところで何か用?」
「うん」
「どうしたの?」
「さっき丁度こくおー見かけたんやけど書類とか持ってスキップしとったから頭遂に壊れたん?と思ってん」
「うーん、さりげに酷いこと言われた気がするけど、壊れてはいないかな!」
「そーなんか、いやーあんなに書類嫌い嫌い言うてたのにご機嫌やったからさ」
「あーこれ?これはね!今度やる戦争の作戦を立てるための書類だよ!!」
「はえー、こくおー書類は嫌い言うとったんに作戦たてんのは好きなんやな〜」
「だって戦争だよ⁈争いだよ⁈戦闘だよ⁈楽しみで楽しみで仕方ないじゃん!」
「???戦争の何が楽しいん?」
「んーツキに分かりやすく言うとすれば、いーっぱい殺れるってことかな‼︎」
それは納得
「⁉︎マジ⁉︎私戦争好きやわ!!!」
「だろ!!!!!!!この城のやつらは皆戦争好きだからね!」
「そーなんや!せやから皆強いんか!」
「それは私が集めてるんで関係ないかと…」
「あっちょっと待って?ここの部隊こうするよりこっちに送った方が良くない?」
「ん?あー!確かに!」
とか言って戦争の話で盛り上がったはいいんだがこくおーの部屋からは高笑いとサイコパス笑いが聞こえてきて部屋の前を通った佳奈達にドン引きされていたことは言わないでおこう
国王は戦争、いわゆる戦闘が好きということで!
ぶっ飛んでる国王はぶっ飛んだ趣味があるって事分かっていただけたんやないかな?
シオン「我々は皆戦争が好きだゾ!」
…なんか聞こえたけど無視しとこう
シオン「殺意ならツキが特にすごいよ!サイコパスだよね!」
あの、ちょっと黙っといてもらえます?
シオン「では次は誰の中身を知ることができるんでしょうか!次回もお楽しみに!」
なんでお前が閉めんねん‼︎