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雑思考帖 9月21日


その作品にある見えない構造みたいなものを捉える小説の読み方とはなんだろうか


過去のアイデアが役に立たない理由は、下書きのアイデアだからか

漫画のように下書きの線は消さなきゃならない


何かのアイデアを掴もうとした下書きのアイデアなのだろう


僕は、自分のアイデアを厳密には信用していないらしい

覚えているのは人のアイデアしかない

それは2つしかない



出来ることが多いといらないことまでやりかねない


具体的な事は、絵に描けること、抽象的な事は、絵に描けないこと


これだけだ


自分の頭で考えたきゃまず自分の考えを捨てるのが一番だ


多分自分のものになっていった人のアイデアは他にもあるんだろうけど、

感銘を受けて自分の思考では超えることが出来ないアイデアだけを覚えているんだと思う


あとは吸収したか消滅したかのどちらかだろうか

僕は記憶力はいいけど物覚えが悪いんだろうね


感銘を受けた、という記憶が僕にそれをいつまでも覚えさせていてくれるんだろう


何から何まで具体的なゲームの世界ではどれだけ抽象的なものを表現(矛盾)出来たか


絵にはしたけどここはわざと絵にしてない


ドーナツの穴(見えない)があるのは周りにドーナツ(見える)


があるからだ

(今更言うのもなんですが文がつながらないという違和感があるときはチャンネルを変えているものと思ってお読みください

大体第一テレビ東京、第二テレビ東京みたいなもんですが)


泣く子も黙る

黙る子も泣く


これを小説の深層に埋め込むには


この世に神はいないという

でも悪魔のような人はいる

ならば神のような人もいるはずだ

しかしそんな人は市役所に訪ねてもわからない


こういう話は田舎のケーブルテレビを見るより何らかのエネルギーを奪う

まぶたを動かす事にすら支障が出かねない


神はいる、とは言っても正体を知らない人が多い

実をいうと神の正体は中村さんなのだ

もしかしたら吉浜さんかもしれない


小説的に云えば、

「この世界に筋書きがあるのかは解らない

神はこの世界に出てくる人物かどうかは筋書きを書いた人間にしかわからない

でも直接出てくるにしろ抽象的な概念であるにしろ

なんらかの表現では存在するだろう

しかし神は言葉を持たないから確かめられない、今日も明日も太陽が眩しい、中村さんも眩しい」

ちょっとだけ伝達不可能な何かを表現できたような気持ちになった

スポーツは筋書きのないドラマだ、という言葉を思い出した


その言葉が成立するのはスポーツにルールがあるからだ


小説にもルールがあれば筋書きのないドラマになるだろうか


小説のルールはプロットとストーリーとキャラクターではないか?


案外違うかもしれないぞ

ルールから見たらその3つはもしかしたらイレギュラーなのかもしれない

伝達不可能な、小説のヒントの目星をこの辺りにつける



数学は言語だという

小説も言語だと思う

小説は外国語のようなものだ

日本語で外国語を書く気持ちがなければならないのだろう

日本語の根底に小説語を表さねばならないのだろう


ドーナツの穴(小説語)を表すのにドーナツ(日本語)

を作らねばならないように



無意識さん「あなたは小説を読むひとじゃなかったじゃない

読んでも体験投稿とか人妻とか大体エロばっかりで」


僕「そうだ、でもやっぱり文章には生命に直結する何かがある、僕はそれを突き止めたい

生命から文章が生まれるなら文章は生命の子だ」


無意識さん「わたしはそういうあなたのわかったような余計な物言いの癖を覚えてしまうの

いきなり小説を書こうとしてキャラに個人の所感をベラベラ言わせるなーとかいわれてもね」


僕「すまない、まじすまない」


無意識さん「ところでわたしはなんでこういう口調なの」


僕「時に僕の味方になり敵になる

君は峰不二子のような存在だね、だからだよ」


無意識さん「ああそう…」


勇気のかいなき日常に僕は生命を振り絞りました

僕は勇者です、魔王は倒せませんが


日常を、人の勇気を称える空間にするのが創作の力と難しさ


自製の慣用句を作る気概でペンを取る


上のような勇気を携え恥を乗り越える行為をなんとしよう


自分で言ったことを「今のはいいアイデアだ」とメモしてしまう


白紙の原稿用紙を見つめながらそこには何が書かれているかを想像する


あるいはこれは白紙だが実は全部消してしまった原稿だ、と自分に嘘をついて、ありもしない書いた記憶を思いだしながら、

書き直そうとペンを取るのだ


ありもしない記憶を思い出そうとする

これは想像とはどこが違うのか


興味のない本を面白く読む方法はアメリカンポップスのように手拍子をしながら読むことにつきるのだが、ページをめくりながらそれが出来ないため人類は読書の楽しみを半減させ続けてしまった



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