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ガーディアン  作者: フライング豚肉
第一章・身体が資本なじいちゃん
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黒壇の拳士

地を転がりながらも受け身を取って立ち上がるゲンゾー。

腹をさすり、傷の具合を見て安堵の息を漏らす。


(体捨の構えで受けれたか、やれやれ、痺れる程度で良かったの)


すくりと立ち上がり、再び構える。


(とはいえ厄介よな。あの礫に怪しげな術理の数々、ええい、矢張り神棚のにアンチマテリアルライフルかミニガンを注文すべきであった………うむん?)


見ればザグラスは驚愕にゲンゾーを睨んでいる。


『馬鹿な…!何故立ち上がれた!?』

(はて、体捨の構えはそれほど驚嘆に与うかね?)


しっくり来ない事に釈然としないゲンゾーはしかし、その隙に肉薄する。


『貴様…!』


ザグラスは右腕を伸ばしてそれを迎え撃つ、が、ゲンゾーは素早く蜘蛛に放った打破を放ち、右腕の筋組織そのものを痛めつけてやる。


『ぐぎゃ…!?』

(睨んだ通り、筋組織の塊か。ならば痛感もさぞ敏感であろうよ)


そのまま懐に飛び込み、鉄山靠を放ち吹き飛ばす。

が、ザグラスは右腕をゲンゾーの足元に伸ばして止まる。


『舐めるな小僧!生命力を食い尽くしてくれるわ!』

「!」

(迂闊!柱も近場に無い!南無三!)


くっと身体を硬ばらせるが、


「……………うむん?」


何も起きない。

そしてより動揺するザグラス。


『馬鹿な…!馬鹿な馬鹿な馬鹿な!そんな馬鹿な!干渉系魔導の完全無効化だと!?それは…それはまるで!』


と、ゲンゾーを見てはっと気付いた様に動きを止める。


『黒壇…黒髪…『無』属性の証…』


しかしゲンゾーはこれを逃さず右腕を踏み抜いてザグラスを地に下ろし、


「何かよく知らぬが…」


掌打を顎に、貫手を喉仏に放ち、


「相変わらずすぐ止まるな、蟲のよ」


血を吐き出して伏すザグラスの前に残心を取った。


ステータス更新


NAME・ゲンゾー

レベル・2

筋力・C(EX〜H)

耐久・D

敏捷・B

魔力・H

対魔力・G

属性・無

保有スキル

陣地作成・F

拳法・G

見切り・B

固有スキル

異界の魂・A

不屈の精神・A

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