復活!!
どうも、おはようございます。インフルエンザのような苦しみから解放された来夢です。
昨日はなんと、名前が分かりました。ウォルフさんと言うらしいです。
熱でぼんやりしていたのですが、確か髪が茶色い男の人が…えっと…あ、思い出した。シーファさんが教えてくれました。
他にもウォルフさんのことを教えてくれたのですが…スリーサイズって必要無い気がする。むしろ何でシーファさんが知っているのか。
「ツダ、手が止まっている。」
「あ、はい。」
朝ごはんを今食べているので、ちょっとお待ちを。
そういえば、ウォルフさんの手作りなんです。何がってナニですよ。……ごめんなさい、言ってみたかったんです。少しだけ恥ずかしい…。
「ツダ、俺のが食べれないのか?」
目が据わってらっしゃる。何あれ怖い。
「あ、あはは~、食べますよ?食べますけど…何でこんな色なんですか?」
ご飯だと思えれないほどにカラフルです。赤はまだしも、青って…しかもグラデーションしてある。
おいしい朝ごはんなんですよ?…見た目があれなだけで。
「具材を活かすため。」
「それがこの色なんですか?」
「…上手いのに。皆色のことを言うんだ。」
顔を押さえて嘆いています。罪悪感が半端ない…。
ええい。女は度胸!!色を気にするなんて女々しいことをしないで、食べてやりますとも!むしろおかわりします!!
「……」
「ご馳走様でした。」
2杯もおかわりしました。お腹がいっぱい。もう…無理。目が合いました。シーファさんと…何で!?
「シーファ…外から見るな。」
「だって、ウォルフが…入るなって…」
体をくねくねさせながら言います。って、いつの間に入ってきた?すげぇ、無駄にすげぇよ。
「気持ち悪いことするなよ…。ツダが引いているだろ。」
「ツダちゃんが?俺を?違うだろ♪ツダちゃんが、ウォルフの作った飯に引くんだよ?ていうか引いてた。」
「……おかわりした。」
「大方、ウォルフが嘆いているのに罪悪感が出たんだろ。」
「」
合っているけれでも…シーファさんの頭に耳がある!!丸い耳が…昨日あったっけ?
「ツダちゃんにそんなに見られると照れちゃうな~」
「シーファさんを見てはいないので大丈夫ですよ。」
「悲しいな~そんなにはっきり断言しなくても…。」
あ、ウォルフさんがとても良い顔で笑って…いや、嗤っています。
「酷いなー二人とも、同じような笑いかたして。」
あれ?私もですか?あんな顔をしてないと思うんだけどな。
「ツダちゃんに服持って来たのに…要らないのか~。」
「要ります。今すぐ寄越してください。」
「何も掻っ払わなくても良いでしょ…。」
今私が着ているのはシャツとズボンだけです。しかも、ぶかぶか。すぐに着替えたくて仕方がありません。
「着替える前に湯浴みするといい。トイレの横にある。」
「分かりました。ありがとうございます。」
とっても嬉しくてスキップしてしまいそうです。
問題発生…お湯の出し方が分かりません。蛇口などは分かるのですが捻っても出ません。どうゆうこと?
出ない理由は私が何か大事なことをしていないということだと思うんですけどね…。ウォルフさんに聞いた方が早いですねー。
「ウォルフさーん。来てください。」
「なんだ?」
「お湯の出し方が分かりません。」
「…そうか。ここに魔力を流し込めばいい。」
そういいながら捻りの間にある穴に手を翳しました。
は?魔力?ナニソレ美味しいの?そんなん有るわけ無いでしょう?ふざけないで戴きたい。
蒼白い光が手から穴に吸い込まれていきました。
「不思議な光…」
「!?…見えるのか?」
「え、見えないのですか?」
「……普通は。」
何か分からないけどやらかしてしまった。そんな気がする…。
自己紹介的な物を出そうと思っています。見ていただけたら、人物の姿が分かりやすくなると思います。早めに出せる様頑張ります。