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終幕

私の人生、振り返れば最悪だった__。


孤児だった私のあだ名は「貧乏孤児」それか「カビパン」


中学三年生だった私は、受験勉強も、試験も受けることなくこの世から去ったのだ。


嫌いだった。


私を毎日毎日虐めてくるクラスの人達も。


私の話をひとつも聞かずにいつもあしらう院長も。


何一つ対応せずに、私を虐めてくる社長令嬢の肩を持ち続ける先生も。


憎い、憎い


憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い!!___辛いよ……


そんな事を考えていた、昼下がりの屋上。さっきまで殴られてたから、足がちょっと痛むかな。


私は最後に涙を流して、掠れた声で世界にそう伝えた。


「ねぇ。私、来世は幸せになりたいんだぁ」


「いつでも笑顔でいられて安心できる家族や友達」


「それこそ恋人とか…ね」


途方もなく、行き場の無い願い。


湿った瞳__夕日でオレンジ色に輝く屋上、フェンスを少しづつよじ登り、頂上にたって桃色の瞳を閉じる。


揺れる髪__ハーフでもないのに薄いクリーム色のショートヘア、不気味だと言われ続けたけど、私は好きだった。


そして私は迷わずに、体の力を抜いた。

走馬灯は見えない、見る必要も無いくらい、くだらない14年間だった。


最後に聞こえた音は、全部が壊れる不気味な音だった____。

_______________________

epilogue.1 終幕

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