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西園寺須磨子は未だ恋を知らない  作者: 天音紫子(著)×霧原影哉(構成・監修)
第6章 わたくし、強くなりとう存じます
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チーフ自主練開始

 ──翌朝。

 チーフは久しぶりに家の近くのトレーニングルームへ足を運んだ。


 昨夜の出来事が、まだ胸の奥でざわついている。

 須磨子様を“お守りする”と言いながら……

 俺は結局、ほとんど何もできなかった。


「……情けない話だな、俺」


 鏡に映る自分へ小さく吐き捨て、ストレッチを始める。


 久々に重りを持てば、筋肉はすぐ悲鳴を上げた。

 しかし腕を震わせながらも、手を止めない。


(強くなる……絶対に。

 あの方が二度と怖い思いをしないように)


 シャツの背中が汗で貼りつき、呼吸が荒くなっても──


 胸の奥から、熱いものがこみあげ続けていた。

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