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白い会社と黒い会社

毎回、おいしいお酒を飲みつつ、何かつまみつつ、くだ巻いて書き殴ります。

お酒とつまみはテキトーですが、このエッセイのテーマはいちおう決めています。白黒です!


…それくらい、おおざっぱな感じってことです、おそらく毎回。

今回は主に、「ブラック企業」と「ホワイト企業」について書いていきます。

よろしければお付き合いください。


それでは、はじまりはじまり。

今日は、もやしとベーコンの質素な焼きそばをもぐもぐ&ハイボールをぐびぐび。

さてさて。


ブラック企業。

いつからできた言葉なのじゃろ。


こんな時は、けんさくけんさく~。

便利な時代になったもんです。


「ブラック企業 言葉 いつから」


ぽちっとな。

ええと、なになに?


諸説あるな。でも大体、2000年代からってところか。


ふむふむ。

ブラックな会社は昔からあったけど、その様相は時代とともに変わっていっている、と。


高度経済成長期は、猛烈に働く人が多かった。

残業あたりまえ。深夜に会議をやるようなところも。



んー、昔はそれでも、金払いがよかっただろからな。

バブル崩壊前は。


ぶっちゃけ、がんばればがんばるほどお金が入ってきて、無茶をいう分寛大なところもそこそこあり、

またお金を比較的自由に使ってストレス発散できるから、そういうことができていたんだろうなあ、なんて思う。

大半の人にとっては、不満も多いがやりがいはあり、賃金も高く、それにより得られる楽しみも多かったのだろう。


対して、今は。

正社員でも、低賃金な会社が多いな。非正規雇用も多い。

年金の支給開始年齢もどんどん吊り上がる。そもそも支給されるかどうか。

安心は少なく、不安は多い。



趣味の多様化やITの発達で、娯楽の質は上がったかもしれない。

でもその分、昔はなかった負担も増えているだろう。


負担といえば、近年の連絡手段の発達は、便利な反面、人々からおおらかさを奪っている気がする。


電話、メール、ライン、テレビ会議。

昔は「できないからしょうがないよね」で済んだことが、

今では「すぐしなきゃ非常識」とまで思われてしまうことすらある。

連絡できなかったことをしょうがないと片づけたら、社会人失格、となりかねない。


幸い、今勤めているところはそういうとこも含めて、大変おおらかだ。

長期休み中どこそこにいる、なんて一々申告しなくてかまわないし。






ブラック企業と、ホワイト企業。

その定義は何とするべきだろう。

メインテーマだし、せっかくなので考えてみる。

時代の移り変わりにかかわらず、共通する何か、あるだろうか。



どんな会社も、人の集まりだ。

人が集まれば、そこは小さな社会になる。

社会の漢字の前後を入れ替えれば、会社になる。

言葉っておもしろいな。

小さな社会が集まって、大きな社会ができている。


人が集まれば、関係性が生まれる。

人と人には相性がある。

誰かにとってのいい人は、誰かにとってはいやな人だ。

稀に、誰にとってもいい人や、その逆に誰からしてもいやな人もいる。


適性、というものもある。

どんな人にも、向き不向きはあるだろう。

そして、自分にしっくりくるものと出会える人って、

運がいいというか、そんなに多くはないんじゃないだろうか。


人はそれまで生きて見てきたものを自分のものさしにして、

それで良し悪しを計って選び取っていくわけで。

積極的に経験すること・体験すること目指していかない限りは、

気づかずに過ごしてしまうことも多いんじゃないか。


上記を踏まえ、誰ひとり漏らさず、ひとりひとりのことを考える。

それは理想だけど、実行するには現実的ではないのかもしれない。

そういうものを目指すよりは、逆にどんな人にも柔軟にフィットするような仕組みを考えた方がいいか。


そういう点でいえば、フレックスはなかなかいい制度だと思う。

仕事がこれだけ多様化してきているのだから、働き方もどんどん多様化していけばいい。



何が言いたいのか分からなくなってきた。

まあ、なんとなくつらつら書いたことと、これまでの経験から言うならば。


自由すぎると好き勝手しだす。

締め付けられすぎると苦しくなる。

そのどちらにも傾かないような制度を作って、あるいは互いに気を配って、それを会社全体で守っていってほしいものだ。

それに、どんな会社でもいろんな人がいて、いろんな仕事があって、いいこともいやなこともあるだろう。


そんな中で、寛容さと厳しさを、バランスよく保つ。

それができている会社が、いわゆる「ホワイト企業」なのではなかろうか。


「ブラック企業」は、それが崩れている、もしくは著しく傾いている、とか。


パワハラをする人は自分には寛容で、他人にばかり厳しい。

もしくは自分勝手に振る舞いすぎている。抑止されない。

甘いのは自分ひとりにばかり、自分以外の大勢への厳しさに、過剰に傾いている。

セクハラやサービス残業強要も同様かな。

過重労働にもいえるか? がんばりすぎている人は自分に過剰に厳しく、他人に甘い(頼れない)、とも。

あ、意外と汎用性高い?



あとは、仕事とプライベートもしっかり区切りたいものですな。

自分のためでも、家族のためでも、自らの生活は大事にすべき。

会社側は踏み込みすぎず、かといって突き放しすぎず。

飲み会やイベントなんかはあったらあったで楽しいものにして、なおかつ「参加自由」なんてできたら理想かな。

集まらなかったらやらなきゃいいのよ。


ライフ ワーク バランス!

と、声高に叫びたい気持ちでいっぱいです、ハイ。

何事もバランス、大事。


会社も、社員も、どちらも傲慢になりすぎず、かといって無関心にもなりすぎず。

何かが欠けたら、何かで穴埋め。

提供と感謝と恩返し。仕事の上での三種の神器。


仕事に関しても。

手が足りなければ貸す。

手に余るなら手を借りる。

ひとりひとりが、自らの、また周囲のバランスを保つようにしていければ、

会社全体のバランスも保たれる。


あー、今勤めてるところはそのへん、バランスよいなあ。

だからお酒もうまい。



あんましオチてないけど今回は終わり。

こんな感じで、毎回ぐだぐだします。


ごちそうさまでした。

他人が書いたものを読んでいたら、自分も書きたくなってしまったゆえの産物。

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