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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

不思議なスキル・ドロダンテを持つ青年のお話

作者: 泥団子まん

時間を無駄にしたくない人はブラウザバック

《スキル・ドロダンテを獲得しました》


そんな声が頭に響いた。


 ~~~~~~~~


僕はこの間、15歳になった

この世界では15歳で成人になり、教会でスキルを授けられる。


だが、僕はよくわからないスキルを授かってしまった。


僕は国の中でも高位の貴族、伯爵だった

この国は一部を除いてスキルによって職業が決まる。


優秀なスキルを持つものは優遇され、平民から貴族になる事もある

だが、逆に使えないスキルを持つものは捨てられることもある。


僕は次男だったため、スキルが使えないと分かった瞬間捨てられる事が決定した、僕はそこまで頭も良くない落ちこぼれだったからスキルが使えないならもう要らなかったのだろう。


いまは、前の名を名乗ることも許されないから名前すらない。


「これからどうしようかなぁ」


因みにスキルの効果はこんな感じだ


『ドロダンテ

 この魔法を泥団子に使い、魔法を使われた泥団子が壊れる事で効果が発動する。

 使う泥団子によって威力は変わる

 凹凸が無く平らであればあるほど、光沢があればあるほど威力が上がる

 そして……

 何が起こるかは 分 か ら な い』


もうね、意味が分からないよね。

スキルの説明が分からないとか書いてあるし、泥団子ってそもそも何?



「取り敢えず冒険者ギルドに行こうか」


冒険者ギルドとは、僕みたいにスキルが役に立たない人達の最後の砦の様なもの。

色々な仕事があり、スキルが必要じゃない仕事も有るけど報酬は安い。

でも、もう冒険者ギルド以外に選択肢が無いから行くしかない……



 ~~~~~~~~~~~~


「何だ……これ……」


冒険者ギルドで仕事をこなしながら生き始めて、約3ヶ月。

昨日は子供の世話をする仕事を受けた、そこで広場で遊ぶ子供を見守っていたんだが、子供が土で出来た玉のようなものを持ってきておままごとをしようと言ってきたんだが、どうにもその茶色い玉が気になってこれが何か聞いてみたら……それが〔泥団子〕だった……


その後仕事が終わり、安宿で眠った後朝起きてから町の外の草原で泥団子を作りそれに魔法を使い、その泥団子を思いっきり投げてみたら……


  ドン!


って思いっきり爆発した……


「これは……泥団子が爆弾になるのか?」


そう思いまた泥団子を作り、魔法を使い、同じ様に投げてみたら……


 バッシャーン!


水が上から降ってきた……


「これ、本当に何が起こるか分からないのか?」


それから沢山の泥団子を作り、魔法を使い、投げまくった。


結果、効果が被る事もあるが基本的にランダムで何が起こるか分からないかった。

だが、完成度が高ければ高いほど起こる現象が大きくなっていった。


「出来る限り完成度が高い泥団子を作って僕を捨てた奴等、僕のスキルをバカにしてきた奴等、この国の奴等全員を殺してやる!」


 ~~~~~~~~~~~~


「よし出来た」


作るのに1週間掛けた泥団子は太陽の光を反射し、土のざらついた感触は無くツルツルだ。


「そして魔法を使う!」


「これを投げれば国は終わる!」

「オラァ!」


 ぐしゃ


「壊れたのに何も起こら……な…………いぃ……?」


































「オギャア!オギャア!」 


「元気な男の子ですよ!」


「おお!ついに産まれたか!」

「えぇ…良かった……顔を見せてちょうだい」


「お前の名前は--------」


最後まで読んでくれたそこのあなた!


ありがとう(*´ω`*)


感想でこの作品読んでどう思ったか書いてくれたらうれすぃです



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