魔法
魔法は世界の法則に組み込まれており、物理法則を書き換える事である。魔力によって発現させることが出来る。名称のある魔法は威力も強いとされ、最上位に近い魔法はかなりの魔力の消費を伴うとともに最大限の威力を誇る。最上位魔法は呪文(名称)を唱えないと発現しないため、無詠唱では不可能である。
最上位魔法は一つだけではなく、複数あると言われる。最上位魔法は個人が所有する戦力を明らかに逸脱しており、戦略級である。上位は戦術級。下位魔法には名称はない。上位魔法までは無詠唱でも発現するが、上位に近いほど威力は下がる。魔法の覚え方はその下位の魔法を完璧に使いこなすと自ずと分かる。ただ、命名は他に使い手がいない場合、その人物が行わなければいけない。教えてもらうことでも分かる。他に特殊魔法という最上位魔法とも一線を期した魔法が存在する。効果は様々なのでどちらが優れているともいえない。特殊、最上位、上位、中位、下位などに分けられる。威力、または特殊性によって分けられる。下位に種類はなく、ただ、属性を持たして魔力をぶつけるのみである。
『特殊魔法』
【聖霊の呪文】
威力、効果は不明。
エルフ種最大の秘門の魔法である。エルフの中でも扱える者は殆どいない。
【対象絶対消滅】
あらゆる存在を消滅させる。範囲攻撃ではないのが救い。
【魔術制御妨害】
あらゆる魔法の制御を妨害し、効果を消す。
『最上位魔法』
【復活の輝き】
傷の全回復。千切れた手足も治るが、死の状態から復活は出来ない。
【暗黒の魔玉】
闇の最上位魔法。引力により球体に吸われ、圧死する。
【絶対防御】
防御の最上位魔法。あらゆる攻撃を拒む。例外は存在するが......
【天空の風神】
風の最上位魔法。災害を引き起こす。
【重力制御】
空間の最上位魔法。その名の通り、重力を制御することが出来る。魔力がないと酷く限定的だが。
『上位魔法』
【破壊の魔光】
破壊の上位魔法。対象を粉々にする。もしくは弾き飛ばす。
【風龍の咆哮】
風の上位魔法。衝撃波を送り、敵を吹き飛ばす。
【遮断防御盾】
防御魔法の上位魔法。敵性攻撃を防ぐ。
【妖精の微笑み】
状態異常の上位魔法。魅了、思考麻痺、恋愛感情、性欲の複合魔法が掛かり、凶悪度は最上位魔法にも劣らないという。
【飛翔の風鎧】
風の上位魔法。飛翔が可能。ヴィオラが開発した魔法。
【風林火山】
様々な属性の下位、中位魔法を集中砲火する力押しの魔法。複合魔法の上位とされる。
『中位魔法』
【気絶の放光】
状態異常の中位魔法。対象を気絶させる。
【クモの束縛】
拘束魔法の中位。結構な拘束能力を持っているが魔族にはあまり効果がない。
【魔法盾】
詠唱は何でも良い。防御魔法の中位。魔法及び物理攻撃を防ぐ。
【状態回復】
回復魔法の中位。状態異常の回復効果がある。




