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019学院設立?

くっ!また気絶してしまった。まだまだ僕は弱すぎる。



あの後、【状態回復リゲイン】で意識を回復した僕は弱すぎる自分を変えるため、もっと魔法を使いこなせるようになろうと静かに決意した。



長老様にお願いしよう、訓練に付き合ってもらいたいと……





しかし……



「ヴィオラ……まだ時期早々じゃ。まだ5歳であるし、何より魔力の操作がまだまだ甘い」


「長老様、私の戦闘能力は如何ほどなのでしょうか?私がまだまだ弱いということは分かります。ですが、そもそも一般的な実力が分からなければ相手を倒すということも難しいではありませんか?」


「むぅ。そうじゃの……仕方ない。ヴィオラが慢心するとは思えないからの。教えよう」


「本当ですか!?」


思わず目を輝かせてしまった。


正直期待してなかったのというのは嘘だ。断じて嘘だ。


長老様は盛大な咳払いをしてから話し出した……


「ヴィオラの実力は今の時点では大人と対等に戦えるという程度じゃ」


「え?」


そ、そんな……分かっていたけど……それでも……


「ヴィオラは魔法の威力はかなり強いが、大人のエルフが気配を消して戦えば当てられんじゃろう」


長老様の頭には僕が【暗黒の魔玉(ブラックホール)】で全て吸収するという選択肢は浮かんでいないようだ。まぁ、普通はそんなことを出来ないからね。


「……そういえば、学院を設立することになったから、数年後には本格的に訓練できると思うぞ。それも他種族との戦いも経験できるじゃろう」



うん?




……な、なんだってー!?




声にすら出していない心の声が裏返って聞こえたのはきっと気のせいだ。




........................

............

......

...

..

.




話を聞いてみるとこうだ。



森林連合の幹部の一人が学院の設立を提案したらしい。


その時点では反対の声が多かったが、次第に利点メリットの方が大きいと判断した評議院長、最高権力者が賛成の立場に回ったらしく、それで風向きが変わって設立の方向に協議を進めたらしい。


そして、森林連合だけだと種族が同じなため、知識が偏ることを懸念して、友好関係を築いているドワーフのフェルミア共和国と獣人族のテルァナ連合に共同(・・)での設立を提議したのだ。


今も協議中だが、設立の方向で間違いないらしい。


数年後というのは予想だ。




何とまぁ……


でも、まだ決まったわけではない!







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