ーーー番外編01
「What's happening on me?」
「Quoi, Viora!?」
「pgyaaaaaaaaa……!」
やば、英語は理解できないようだけど何か意味のある言語だと思われたようだった。
まだ乳児だし、そんなこと思われるとまずい。
咄嗟に泣き叫んだ。
暖かい腕が僕を包んでいる。
シャラという僕の母だ。
こんなに心が安らぐなんていつ以来だろう?
日本にいた頃、ただ、生きていた。
知識を吸収し、食物を腹に収め、睡眠を貪る。
ただ……生きていた。
ストレスは溜まっていった。
生に何の意味があるのだろうといつも考えた。
鬱病と診断された。
薬を飲む日々。
何も変わらない毎日。
どんなに夢を見ても変わらない毎日。
終止符は自分の手で打った。
僕は何故生きているのだろう……?
生まれかえった時、真っ先に死のうとも考えた。
でも、僕を見つめる純粋な瞳を見た瞬間、そんな考えは吹っ飛んだ。
何年ぶりだろう?
こんな純粋な心になるのは。
自分にこんな気持ちが残っているなんて思いも寄らなかった。
あれから結構経った。
僕は思った。
皆、生きるために生きていると。
哲学かよ、と言われそうだ。
でも、これが僕の考え出した一つの真理。
生きるという目的は全ての生物に本能として刻まれている。
人間だって本能では分かっているはずだ。
死にたいなんて、そんな思いは本能が許さない。
僕は、そう思う。
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「 ――― …… ――― 」
シャラが何か言っている。
とても不思議な言語。
歌うかのように響く音。
心地よい歌。
聞き取らなくとも何か優しい気持ちだということは分かった。
暖かい光が包む。
魔法と言うより精霊みたいだな、そう思った。
シャラは亜麻色の服をたくし上げた。
……ご飯の時間だ。
そう思ってるうちに膨らんだ山の突起を口に含まれた。
頼む……誰か。
精神に回復魔法をかけてくれ……!




