突然の変化
今回の話で発展していきますよー
「ただいまー」
誰もいない家にただ染みついた習慣として言っただけで返事が返ってくるなんて思ってなかった
「おかえりー」
「……え、なんでいんの?」
少し思考がフリーズしかけて危ないと思いながら素早く疑問を聞いた、家にいるとしたら青菜ぐらいだと思っていたら妹の優奈がいて驚いた
「お姉ちゃんが今日は遅くなるから隼人の世話よろしく〜って頼まれたんだけど」
「そうなのか、飯作りに来てもらって悪いな」
「いや気にしないで、私隼人の料理作るの好きだし」
んっ、今俺の料理作るのって聞こえたがそんなはずないよな、何自惚れてるんだ俺、青菜と優奈の美人姉妹は小さい頃からの付き合いの幼なじみの妹で俺の母と父が海外で仕事してるから世話してくれてるだけだから
「お、おうありがとな」
気にせず応えようとしたがやっぱり優奈になれてるとはいえ美人なだけあって緊張するな
「隼人はテレビでもみてて料理できたら呼ぶから」
「リョーカイなんかあったらいえよ」
「じゃあねぇ、私と付き合って」
その言葉を聞いて完全に思考が追いついてこない
いやいや付き合ってってことはさっきの「隼人の料理作るの好き」ってやつも聞き間違いではなかったってことだしましてや俺ら幼なじみだしえっとえっと……マジか、、、、どうしよ、俺も男子高校生なだけあって美人に告白されるのは普通にていうかめっちゃ嬉しいわけで、でも優奈は幼なじみの妹なわけで……思考が追いつかねー
「本気で言ってる?」
「本気だよ本気じゃないとこんなこと言わないから私だって女子高生だよめっちゃ恥ずかしいんだから」
優奈は一目見るだけでわかるぐらい顔を赤くしていて耳まで赤くなっていた
「ほんとに俺でいいのか、後悔しないか?」
「後悔なんてしないよ、小さい頃から私お姉ちゃんの後ろにいながらずっと隼人のこと見てて、そ、そ、それで今日だってお姉ちゃんに私の気持ち言うの恥ずかしかったけど言って、隼人の料理作りに来る当番変わってもらったんだから…ダメかな?」
すごく勇気を振り絞って伝えてくれたのがすごく伝わってくる本当に嬉しいと思った
「そうか、今日からよろしくな」
「いいの?」
「なんで優奈が不思議そうにしてるんだよ俺もほんとに嬉しいよ、まだ色々と慣れてないこととかもあるけどこれからよろしく」
自分でも体の中から熱い熱みたいなのが込み上げてくるのがわかった
隼人と優奈が付き合うことになりましたねー
これからの展開を書いてくのが楽しみだ
隼人と優奈のもどかしいイチャイチャ風景を見守っていただけると幸いです