種族:小鬼
種族紹介、第三段。こちらは他作品との被りは恐らく多めですね。
※種族選択時の強制取得スキルが抜けていたので、追加しました!
第三回は戦闘大好きジゴロウ君の種族、小鬼です。
・種族概要
緑色の皮膚に禿頭、醜い顔から鋭い眼光が特徴である人型の魔物である。あらゆる大陸に生息し、田畑を荒らしたり家畜を盗んだりする厄介者。
しかし、拙作はゲームなので性的表現に規制がかけられており、人類の女性を苗床にする描写はNG。よってメスの小鬼もちゃんとおり、他種族よりも同族のメスに魅力を感じる。他種族のメスに感じるのは食欲のみ。
人型と言っても小柄で、成体が人類の子供程の身長しかない。道具を使うが人類ほど器用ではないし、単純な腕力でも劣っている。人類に勝るのはその繁殖力とどんな環境でも生き伸びる順応性位だろう。
また、進化先が非常に多いことも注目すべきだろう。大鬼や吸血鬼は当然のこと、牛頭や馬頭など多様性に富み、そのほとんどが高い戦闘力を有する。更に、最終的には龍の上位種と真っ向から殴り合いが成立する種族になることも可能。実は努力次第でとてつもなく強くなれる種族である。
・戦闘能力
一般的な成人男性が一対一なら問題なく勝てる。しかし、数の暴力と進化した個体の有無で危険度が大きく変動する。進化した途端に矢鱈と強くなる傾向があり、訓練していない人類では太刀打ち出来ない実力を持つ。
訓練を積んでいても、効きにくい攻撃が無い代わりに弱点属性も無いので面倒な相手である。また、一段階進化した先が小鬼は鬼になるとは限らない。ジゴロウのように『○○小鬼』になることもしばしば。
ファース近郊では(ゲーム的に)そんな紛らわしい個体は出ないように女神が調整している。しかし、他の大陸ではただの小鬼と勘違いして油断して返り討ちにあう冒険者も多い。
また、進化した結果、逆に弱点属性を得てしまう場合もある。しかし、それは弱点を突かないと同じレベル帯では勝ち目がほぼ無いと言って良いだろう。
・人類社会での扱い
上記のように、ただの小鬼はひたすら厄介なだけの魔物である。Gのような扱い。
しかし、進化した個体が見つかれば多額の懸賞金が掛けられることもしばしば。非常に強力な個体へと成長する可能性があるため。
・プレイヤーアバターとしての性能と序盤のオススメ攻略法
初期位置は北の山に点在する小鬼の集落の一つ。基本的に仲間として認識され、生きていく上で大切なチュートリアル的な指導を行ってくれる。手探りではない分、魔物の中では優遇されている方かもしれない。
ただし、頻繁に初心者やそこから一歩出たプレイヤーと遭遇する。なので死に戻り率は高くなる。序盤はとにもかくにも安定思考で行動し、進化後は望むままに暴れるといいだろう。
強制取得させられる能力は【悪食】、【威嚇】、【暗視】、【矮躯】の四つ。一見すると弱点属性などがないので強く見えるが、【矮躯】が大問題である。これはレベルアップしてもステータスの伸びが悪くなる能力で、このせいで小鬼の間はとにかく弱い。
トッププレイを素手でボコボコに出来たどこぞの戦闘狂が異常なだけ。
・進化のフローチャート
先述のように進化先が異様に多い。簡単な条件でもすぐに進化先が別れてしまう。故に通常進化のみに絞って書いていくこととする。
小鬼
→鬼
連続投稿はここまでとします。あとは適宜、ということで。