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我が旗のもとに

作者: 尚文産商堂

グッディ家と呼ばれる家系では、代々モットーとして『我が旗のもとに』というのが使われていた。

これは、アマーダン周辺で一大勢力となった際、制定したグッディ氏族の旗に集まる者たちという意味があるとされる。

いまはダンディー州に合併したものの、ほんの十数年ほど前までは、グッディ州として独立した行政区域があった。

その全土を、500年ごろから継続して統治し続けていたのがグッディ家だとされる。


武力集団を独自に持っていたが、これは今のアマーダン連隊と、アマーダン騎士団、サクラ騎士団へと別れる。

連隊は英国軍の一部隊として編成されると同時に、本土防衛の要の一つとされている。

また、陸軍しかなかったが、海軍や空軍戦力も持つことを検討しているという。

これらの連隊旗にも、当然ではあるが、グッディ家の旗が使われている。


モットーとして受け継がれてきたこの文言であるが、1800年代には、鉄道詐欺に遭い、大金を失い、所領の大半を失うということもあった。

その時にも、旗に集うた仲間が現れ、さらに遠く異国の地からの援助や手助けがあり、立ち直ることができた。

それがアメリカのテック・カバナー財閥であり、日本の手野財閥である。

彼らも、また、異国の地から現れた旗に集う仲間であり、今では必要不可欠な存在となった。

まだ旗は風にそよぎ続けるだろう。

その風が途絶えるまでは。

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