History
数年ぶりの更新です。
時は未来。人類はあいもかわらず戦争を続けていた。
戦争の輪が広がっていき世界大戦にまで発展した。
そして、地球上の資源の大半はリサイクル不可能な迄に陥った。
そんな中、資源を求めて人類は宇宙へ進出していった。
宇宙には無限とも言える資源が眠っている。
だが、宇宙であろうと戦争は無くならなかった。
資源を巡る争いが続いた。
争いは決して止まることがないだろう。
そこで、人的及び資源的損失を極力減らす為の条約が結ばれた。
1条、宇宙における星の所有権は、その星内で最も生命体を常住させた国が所有権を持つ。
所有権は3ヶ月事に更新される。
ただし、地球及び付随する衛星はこの限りではない。
2条、1条における生命体とは、全長1メートル以上、繁殖能力を持つ生命体のみを指す。
ただし、植物など、自意識で移動を行わないものは除外する。
3条、1条により所有権を持つ国は、資源採掘及び開拓が許可される。
4条、1条により自国以外が所有権を持つ星に対して、”星間連邦法”に従い、武力による生命体の生命活動停止が許可されている。
ただし、武力行使は3ヶ月前迄に通知することとし、所有国民は通知後の3ヶ月以内に退避すること。未退避者の生命保証はされない。
また、武力行使は必ず有人機で行う事とする。
所有国は武力行使中に対象星に対する星外からの報復攻撃は禁止とする。
5条、**error:閲覧権限がありません**
条約の内容は、一般公開されている範囲は以上である。
掻い摘んで説明すると、防衛側は全国民を退避した上で、人間以外の人造生命体などで攻撃側を迎え撃つ。
攻撃側は人間が乗った戦闘兵器を用いて所有国の生命体を殲滅する。
所有権更新日迄に、生命体数が0になった場合、攻撃側が所有権を得る。
無駄とも思えるこの条約だが、人間同士で戦うより未来の倫理観ではとても平和的な方法だと考えられている。
また、一般人にはショーとしても楽しまれている一種のスポーツ興行としても成り立っている。