前へ目次 2/2 夫婦包丁のおしながき/遠藤 遼 時代小説です。 ふだん全く読まない料理を題材にしたホッコリものです。 歴史に詳しい人には、矛盾や違和感があるのかもしれませんが、 私は詳しくないので気にせず読めました。 それぞれ哀しい背景があるからこそ、今ある環境(人々)を大切にしようとしている 懸命な姿が素敵でした。 文体もリズミカルで読みやすいです。 残念なのは、終盤に急いで纏めたような流れでした。 それでも、読後感が優しさに包まれたような気持ちになって景色が暖かく感じました。