最後のオオカミ(エピローグ)②
隊長~ もう何分 歩きましたか~?
何も ありませんよ~
俺は 隊長じゃないって…
ほら 来てみろ
なんか 畑の後みたいなの あるぞ
えー マジですか?
こんな 山奥にですか?
ん あれ見てみろ
家か?
家~?
たいちょう~ 疲れてませんか?
家なんて… あ 家ですね
でも 誰も 住んでなさそう ですよー
そうだな
あれだけ 古ければ
もう 住人も 帰って きてないんだ
お邪魔させて もらうか
オオカミの手掛かり あるかもしれん
あいあいさー!
邪魔するよっと
ふう 蜘蛛の巣 多いなー
そっちは 大丈夫かー?
大丈夫な わけ ない じゃない ですか!?
こちとら 今どきの 女の子ですよ!?
こんな 蜘蛛の巣 だらけの 場所いるなんて
無理ですよー!? ぎゃー 虫ー!!
はぁ
なんで あいつ 連れて来たんだ? 俺は
あー 教授 教授ー
来てくださいよー
なんだー カブトムシでも 見つけたか?
捕まえとけよー
戻ったら 自慢してやる
なんで カブトムシなんですか!?
とにかく 早く 来てくださいって!
分かったってー
そう急かすなよな
お これは…
ねー すごいでしょ!
この犬の剥製!
いや… これは… 犬ではない…
え!
犬じゃ ないんですか? なら猫?
なんで 猫なんだよ…はぁ
あのな この剥製はな
この剥製は… なんです?
早く教えてくださいよ!
ふう
オオカミだ
え! オオカミ!?
あ この耳
あのアニメの狼と いっしょー
え じゃあ ホントに いたんですか?
オオカミ!?
そうだな オオカミは
この島に いたんだよ
それにしても
なんで こんな剥製なんか…
あ
ここに なんか 書いてありますよ
うん?どれどれ…
「最後のオオカミ
人間の家族と暮らした 愛の日々」
これは 日記か?
どうします? 読んじゃいます?
というか 読みたいです!!
そうだな 読むか
やったー!




