僕は大金持ち
野宿して次の日のお昼過ぎに山の麓の街へ到着
「1年経っても変わらないわね」
「お昼食べてからこれからの予定を考えようよ」
この街では少し高めのレストランへ行き、昼食
「山を越えて僕の村に行くで合ってるよね」
「そうよ、凛ちゃんもレーヴェくんと同じ学校に通えるようにしないといけないし」
あれ?凛ちゃんのくノ一って珍しい職だっけ?
「それにあの村にはいい先生がいるから凛ちゃんはお勉強と修行をする1年になるわ」
「ガンダルフ先生なら安心だね」
「あとはそうね、学校に通ったタイミングね」
「学生寮があるって聞いてるよ」
「レーヴェくん、家を買いましょう。」
「なんで?」
「王都に行くんだし、凛ちゃんは異国で知り合いがいないのよ、伴助も王都で冒険者して稼いでる方がいいでしょ」
「凛の成長も見れるし、仕事に困らないなるほど」
「僕っていくらお金持ってるの?」
「レーヴェくんの冒険者カードに書いてあるわよ、報酬は全部貯金にしているわ」
冒険者カードを取り出して確認するとP500って書いてある
「P500って何?」
「白金貨500枚、金貨100枚が白金貨1枚になるのよ」
伴助さんと凛ちゃんは驚いている。
「伯爵くらいの屋敷なら白金貨2枚でお釣りが来るわ」
「僕って凄いお金持ち?」
「そういうことよ」
イマイチ理解というより実感が沸かないな
「お金は計画的使わないといけないね」
食料などの消耗品を買ってから今日は宿に泊まった。
翌朝
「行くわよ」
「妾は眠いのじゃ」
「玉藻、行くよ」
「仕方ないのう」
ワイズに空の警戒を頼んだ、フィクスだと目立つし
ワイバーンやハーピィからの襲撃はなく快適に山を登っている
頂上に到着し、休憩
「天晴な景色だ」
「海ってとっても広いんだね」
伴助さんと凛ちゃんは頂上からの景色に感動
「朝だと日の出を見れたりするよ」
「そうなんだ、見たいな」
「また今度、来よう」
「うん」
昼食を食べてからまた今度は下山するのだが
「にゃにゃあ〜」
「ホッホ〜」
「青龍ってあのヘビだよね」
「にゃ」
「ミリーさん、風の上位精霊獣がいるって言ってる」
「山の頂上って風が強かったりするから風の精霊が集まりやすいのよ」
レーヴェはシルバースフィアを剣の状態に変化させて、刀身に闇属性を纏わせる
「レーヴェくん、何してるの」
「また、竜巻を出されたら困るから斬る準備」
「レーヴェくん、その辺りは大丈夫よ 地上界だと契約していない限り、魔法は使えないから」
「一応、警戒だけしておくよ」
ノワールの案内で青龍のもとへ向かった。




