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出航は2日後

ミリーさんと合流、情報収集に向かった伴助さんも合流した。


「マルタ王国行きの船は2日後よ」


レーヴェは2日後、船の上で気持ち悪くて動けなくなることを思い出して顔が青ざめる


「レーヴェくん、どうしたの?」

「レーヴェくんは船酔いするから苦手意識があるのよ」

「それで、私が介抱するから大丈夫よ」

「うん、ありがとう凛ちゃん」


2日間泊まる宿屋へ移動する。部屋割りは僕と伴助さんとミリーさん、玉藻、凛ちゃんで分かれる


「レーヴェ殿」

「どうしたんですか、伴助さん」  

「凛をレーヴェ殿に預けようと思いまして、あの子はくノ一としての才能もある。気品がよく、困っている人に手を差し伸べることが出来るいい子なんです。」


この人、いきなりどうしちゃったんだ?


「でも、家族は一緒の方がいいと思います。僕も修行に行くようにお父さんに言われてミリーさんが保護者役で旅に出て1年ですよ

来年にはシャムロック王国の学校に行くことになっています。」

「うむ〜」

「余り使いたくない手なんですけど、凛ちゃんを僕と同じ学校に通うことが可能かもしれません」


この手はお父さん、お母さん、ミリーさんかガロックさん辺りを聞いてみないと分からないけど


「その話をぜひ」

「ミリーさんに聞いてみないと分からないので今はなんとも」


話が終わったタイミングでミリーさんたちが部屋に突撃して来た。


「レーヴェくん、お姉さんに聞いてみなさい」

「盗み聞き」

「してないわよ、風の精霊がちょっといたずらしただけ」

「はぁ〜、ミリーさん、リリーナさんに直談判」


僕はリリーナさんに会ったことがないからどんな人かは知らないけど聖女だから心穏やかな人だと思う


「これはあれね、レーヴェくん、1年早いけど帰省よ」

「でもお父さんに何言われるか」

「今のレーヴェくんならクライドもマリーナも瞬殺よ」

「無理だよぅ〜」

「にゃ〜」

「自覚を持てって言われても」

「ホッホ〜」

「雷鳴一刀流なら勝てるかもね」


「凛、レーヴェ殿は何と話しておるのだ?」

「たぶん、黒猫さんとフクロウさん」

「動物と話す能力は聞いたことがあるが」

「妾が教えてよう」

「玉藻ちゃん、教えて」

「うむ、あれは精霊獣と言ってのう、精霊の上位種のような者じゃ」

「レーヴェくんは精霊様と話しているのね」

「そうじゃ」

「私を治してくれたあの子は?」

「幻獣フェニックス、精霊界でレーヴェがもらった卵が孵化したのじゃ」

「凛、レーヴェ殿に着いて行きなさい」

「何言ってるの?、父上も一緒よ、追っては必ず来ると思うけど、今度は油断はしないから」


娘の決心に父親は負けた。


「分かったよ 1度、帰ろう 何かあった時はミリーさんを盾にするからね」

「今の私でもクライドくらい倒せるわ、ガンダルフおじいちゃんは厳しいかもしれない」

「ガンダルフ先生、あの年齢で動けるもんね」


時間がまだあるため、伴助さんと凛ちゃんを連れて港街の小さい冒険者ギルドで登録した。


伴助さんは『上忍』凛ちゃんは『くノ一』、暗殺もできる斥候みたいな感じだった。




才賀は伊賀、甲賀、才賀、俺の中でシャンフロの名言だと思って

伴助は関俊彦先生からで凛はスタレFateコラボ中だから安直でしょ

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