フェニックスのフィクス
卵から孵ったフェニックスにいちごを食べさせて見ると
「ピィ」
「丸呑み」
「くっピィ」
いちごを丸呑みしたが身体の大きさは変わっていない、昔みた、ヘビの魔物がゴブリンを丸呑みしたのを見たことあるけど
「ワイズ、フェニックスは好き嫌いあるの?」
「ホッホ(食べない)」
「そうなんだ」
フェニックスは僕の頭に飛び乗り、とても元気だ。
「レーヴェくん、おはよう」
「ミリーさん、おはよう あと服着ようね」
春、夏はミリーさんは裸で寝る、1年間一緒に暮らしていると慣れてくる。ミリーさんはシャワーを浴びに向かった。
「おはよう、レーヴェ」
「玉藻、朝弱いね」
「妾は夜行性なのじゃ、その赤いのはなんじゃ?」
「卵が孵ったんだよ、名前はフィクス、フィクスでいい?」
「ピィピィピィ」
名前も気に入ってくれたらしい
「フェニックスは初めて見たのぅ」
「成長したら乗せてくれると思うよ」
「ピィ」
シャワーを浴び終わり、バスタオルを巻いたミリーさんが出てきた。
「えっと、レーヴェくん、赤い鳥さんは?燃えてるけど?」
「フェニックスのフィクスだよ」
「ピィ」
「卵から孵ったのね」
「ピィ」
朝食を食べたあと、フィクスの実力を見るため、街の外へと移動
「レーヴェくん」
「こっちも探知してるよ、フィクス、鬼退治だよ」
フィクスは飛んで行き、大きな爆発音が終わったあと帰って来た。
「ピィピィ」
みんなでフィクスの成果を確認するが森に焼けた形跡が無く、焼け焦げた鬼の死体が転がっている
「ピィピィ」
「『浄化の炎』で焼いたんだな」
「ピィ」
午前中はフィクスが魔物を狩り、午後はゆっくりお買い物をする。




