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盗賊退治1

2日後、僕とミリーさん、玉藻は盗賊退治に向っていた。

玉藻は街の中ではキツネの姿になって僕の従魔扱いで落ち着いた。


「レーヴェ、妾に甘えてよいのだぞ」

「玉藻、警戒しないといけないよ」

「ふむ、残念じゃ、宿で甘やかしてやろうぞぇ」

「レーヴェくんの保護者の私が認めないから」

「にゃあ~」

「ぐぬぬ、レーヴェが精通してからじゃのう」

「ミリーさん、精通って?」

「レーヴェくんにはまだ早いです。」


今、歩いている街道は盗賊たちがよく襲撃している街道で僕たち3人なら油断して襲撃しに来るとミリーさんの案


「ホッホゥ」


周辺を偵察して来てくれたワイズが帰って来た。


「どうだった?」

「ホウ」

「周辺には怪しい人影はないって」

「商人の馬車に偽装して街道を走るのはどうかぇ」

「玉藻にしてはいい案ね」

「ミリーさん、馬車でも酔っちゃうからダメだよ」


レーヴェは乗り物で酔ってしまう、酔い止めの薬を服用して乗ったことはないが


「レーヴェくん、キツネになった玉藻に乗りなさい」

「えっ!!」

「レーヴェ、妾の方はいつでも」

「分かったよ」


キツネになった、玉藻の背中に乗って見ると視界が高くなった感じ


「大丈夫かぇ?」

「酔わないみたい」

「イカダの時は酔わなかったよね」

「あれはミリーさんが飛ばすからだよ」


レーヴェは思い付いたことをミリーに話してみた


「ミリーさん、商人の護衛依頼を受けれないかな?」

「遂行中の依頼の途中で受けるのは禁止されているわ」

「護衛していた時に襲撃された方が見つけやすいと思うけど」

「なら裏道を使いましょう」


近くの街へ着いた時は夕方になっていた。


「今日は宿で休みね」

「そうじゃのう」

「玉藻、なんで変わっているのよ」

「入る時と出る時だけキツネになればいいのじゃ」

「ちょっと、レーヴェくん」

「僕が許可したよ」


夕食を食べるのだが  


「このお揚げが最高なんじゃ、好物じゃ」

「うどん、美味しいね」

「小麦粉と水で捏ねて作るんだったかしら」

「そうなんだ、今度、作ってみよう」

「レーヴェ、お揚げも頼むのじゃ」

「作り方が分かってからね、お揚げも美味しいね」

「そうじゃろ、そうじゃろ」

「私はこの海老の天ぷらが美味しいと思うけど」


夕食で食べたうどんはとても美味しかった。








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