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プレゼントを作る

今日の剣の訓練は無かった。理由は新しく腕を付け替えたから、義手と神経を繋げると激痛がするらしく大人でも痛いらしい


ダイゴくんとサクラちゃんはお母さんに何かプレゼントがしたいらしく理由を聞くと


「お母さんは太陽の光を浴びれないから外に出られないんだ」

「夜なら出かけられるけど眠たくなっちゃうから」

「ガロックさんに相談してみよう」


僕とミリーさんが借りている空き家に行き、ガロックさんに相談する。


「なら傘だな」

「雨の日にさすやつだよね」

「あれは雨の日用だな、日傘って言ってな太陽の光を防ぐためにさす傘だな」


太陽の光を防ぐ物があれば日傘を作ってくれることになったが


「ガロックさん、ワイバーンの素材があるけど使える?」

「防具か武器にしか使えないぞ」


ノワールが僕の肩に乗り、にゃ〜にゃ〜


「なるほど、それなら出来るけど」


ノワールが言ったことをガロックさんに話した。


「ガロックさん、溶かした銀を布に張り付けれる?」

「銀か可能だな」

「ダイゴくんとサクラちゃんは白い布を探して欲しい」

「たしか、あったな」

「お兄ちゃん、取りに行こう」


ダイゴくんとサクラちゃんは家に布を取りに向かう


「銀を塗っても日傘にならんぞ」

「それは闇属性を付与するから日傘になるよ」

「なるほど、布より銀の方が魔力伝達率が高いからな」


布だとマジックシルクなら魔力伝達率が高いから属性付与がしやすい、銀よりミスリルの方が魔力伝達率が高いけどミスリルって高いから


「で、レーヴェよ」

「なに?」

「シルバースフィアのメンテが終わったから返しておくぞ」

「ありがとう、ガロックさん」

「ワイルドウインドもメンテしておきたいのだが」

「ミラお姉ちゃんなら王都の学校だよ、お母さんに聞いたらいいと思うよ」

「入学までの間、マリーナの実家じゃな」

「ミラお姉ちゃんに貴族は似合わないよ」

「見た目だけは貴族っぽいからな」


ガロックさんはがっはははと豪快に笑っていた


「持って来たよ」

「お母さんに聞いたらこれって言われたの」


ダイゴくんとサクラちゃんが白い布というか、白い服、大和国の人が着ている服を持って来た。


「これ、着物の下に着るんだよ」


二布とか湯文字と言って女性用の肌着らしい


「レーヴェ、これシルクだぞ」


シルクはとても高級な物でマジックシルクより高級


「2人のお母さんは高貴な人だったんだ」

「「 そうなの? 」」

「シルクだとちょっと厳しいね ガロックさん、翼膜って薄いから使えると思うんだけど」


ガロックさんは少し考えてから


「出来るが強度の問題になるぞ」


僕とガロックさんは村の外に出て、ワイバーンの確認、ダイゴくんとサクラちゃんはお留守番してもらっている。


「ワイバーンが真っ二つだな」

「精霊魔法でぶった斬っただけだよ」

「翼膜は綺麗だな、厚みもあるから十分使えるぞ」


ワイバーンの翼膜を解体して空き家に戻る







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