いつの間にかBランク
ミリーさんに呼ばれて受付けの方に行く
「レーヴェくん、冒険者カード出して」
僕は冒険者カードを出すと受付けのお姉さんが持っていっちゃった。
ミリーさんは笑顔で僕のことを見てるし
少し時間が経ってから受付けのお姉さんが戻って来た。
「こちらがレーヴェ様の新しい冒険者カードになります。」
「おめでとう、レーヴェくん、これでBランクになったよ」
「ほへ?」
突然のことすぎて
「歴代最速最年少でのBランクですよ」
「レーヴェくんはそれ以上に凄いからね〜」
「Aランクになるには?」
「今以上に実績を積むくらいよ、クライドみたいなSランクになるには大規模なレイドを率いてドラゴンを討伐するくらいしないと」
「あれミリーさんもSランクになれたんじゃ?」
「今はSランクよ、あの時はヤマダが引退することになるし、マリーナの妊娠が発覚したりしたから大変だったのよ」
ここでお父さんたちの話が出てきた
「あと数日は適当に依頼をこなしてお休みね」
「はーい」
サハギンとシャークマンの素材を売ってから冒険者ギルドを出て宿屋で休む
「依頼をこなすのもいいけど、精霊魔法の訓練も必要だと思うのよ」
「にゃあ~」
「ノワールもそう思ってるのか 訓練必要だね」
ノワールには精度が甘いと言われた。大雑把な魔法だもんな
「あとは色々武器の練習もしたい」
「レーヴェくん、いろんな武器を扱えるのだったわね」
「だからシルバースフィアと相性がいいんだ」
「大和国の刀って武器も扱えそうね」
「なにそれ、とても気になる」
今夜もミリーさんの抱き枕にされて眠るのだった。