これが海
レーヴェとミリーはイカダで河を進みようやく海へ出た。
「風が変わりましたね」
「これが潮風って言って、ベタベタになるんだけどね 海に着いたから水も変わっているから飲んでみたら」
レーヴェは手で海水を掬い飲んでみるとむせた。
「ケホ、ケホ、とても辛い」
「海の海水は塩っぱいんだよ、この海水から塩が作られるんだよ」
レーヴェはミリーから川と海の違いを教えてもらい、イカダは陸地へ
「レーヴェくん、イカダは回収しておいて」
「はーい」
アイテムボックスにイカダを収納して港街を散策
最初に船着き場に着き、大和国へ行く定期船の事を聞くと1週間後に帰ってくるため、その後に補給へ大和国へ運ぶ荷物の詰め込みなど2日掛かるため、次の大和国へ行く船が出るのは10日後 レーヴェたちは10日間この街にいることになった。
次に宿を探して10日分の宿泊費を払い、宿の食堂へ
「魚料理美味しい、ミリーさん、何飲んでるの?」
「白ワインよ、レーヴェくんには早いからあげない」
「お酒なんでしょ、飲めないからね」
食事後、レーヴェほ酔っぱらったミリーを介抱しながら部屋まで運んだ。
翌朝、宿で朝食を食べてから冒険者ギルドへ
「地域によって出てくる魔物は違うの?」
「そうね、ここだと海からやって来る魔物が多いわ」
港街の冒険者ギルドは王都と比べると人が少ない
「レーヴェくん、これなんてどう?」
「サハギンですか」
「これもついでにやっちゃいます」
レーヴェが持って来たのは
「ミリーさん、これ」
「どれどれ、いいんじゃない」
レーヴェがもって来た依頼はオニヒトデをたおす依頼たった。
ミリーとレーヴェは2つの依頼を受けてから早速街へ