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ずぶ濡れで王都に到着

夕方頃になんとかマルタ王国の王都へ到着した。僕とミリーさん2人ともずぶ濡れで


王都の城壁が見えたのはいいけど、ミリーさんの集中力が途切れてしまい、河を曲がりきれずに転覆、イカダは壊れて流れて行き、僕とミリーさんはずぶ濡れの状態で陸に上がれた。

宿の風呂に入ればいいとミリーさんの提案でそのまま王都に向かい、今に至る


「あんたら、なんで濡れているんだ?」

「イカダでここまで来たからよ、はい冒険者カード」


ミリーさんは僕のも一緒に提出してくれた、冒険者カードを返却してもらい王都に入ることができた。


「人が多い」

「王都だからね、シャムロック王国の王都の方がもっと大きいし人が多いわよ」


ミリーさんが先を歩き、僕はついて行く


「ミリーさん、あれは?」

「あれは奴隷商よ、シャムロック王国では禁止されているけどマルタ王国では認められているのよ レーヴェくんにはまだ早いから行っちゃダメよ」

「はーい」


奴隷商で扱う奴隷には種類があり、犯罪奴隷、借金奴隷、戦闘奴隷、性奴隷があり


犯罪奴隷は罪を犯した奴隷で戦争やスタンピードが起きた時、最前線に立たされる。


借金奴隷は借金の担保で自らを差し出した奴隷、僕の村ではなかったけど寒村だと子供を借金奴隷にしたお金で冬を過ごすらしい、口減らしにもなるため、売られた子供は村には帰って来ない


戦闘奴隷は元冒険者や騎士、傭兵などがなる奴隷


性奴隷に関してはミリーさんは教えてくれなかった。


「子供だったらステータスカードしだいでどうにでもなると思うけど」

「奴隷商にもよるけど劣悪な環境の場所もあれば綺麗な場所で管理されたりするから10歳まで生きているか微妙な所ね」


宿の部屋にあるお風呂でミリーさんと奴隷について話をしている。


「レーヴェくん、奴隷を1人買って助けてもね、減らないのよ それにシャムロック王国でも奴隷は禁止されているけど一部の貴族は買っているし、スラム街で暮らしている貧しい人たちや親から捨てられた子供や親を無くした子供だっているのよ、これは国がなんとかしないといけない問題なの」

「王様が自分から動かないと行けないんだね」

「それが出来ないのがね」


お風呂から上がってミリーさんの髪を魔法で乾かす。魔道具でも同じ物があるらしい、誰かが前言ってたような


宿の食堂で夕食を食べてから就寝、明日は王都の散策と荷物の補充、冒険者ギルドで軽く依頼を受ける予定







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