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闇の精霊獣

黒猫の正体が精霊の中でもそこそこランクが高い精霊獣だと分かった。


「レーヴェくん、黒猫ちゃんに名前を付けてあげないと行けないよ」

「名前か、名前名前」


全身真っ黒で蒼い目、可愛いな、大人しいミラお姉ちゃんよりも


「ミリーさん、精霊に性別はあるの?」

「う〜ん、その子の意思しだいよ」

「じゃあ、ノワール、君の名前は『ノワール』」


黒猫の名前はノワールに決定した。気に入ってくれたみたいで何より


「にゃあ~」


それからミリーさんに精霊について教えてもらった。


精霊には餌は必要ない、空気中に漂っている魔力を食べているらしい、直接、魔力をあげるのもありみたいだ。

ノワールは闇の精霊獣でとっても珍しいらしい


「それと、武技と精霊魔法は反発し合わないのよ」

「魔剣と武技みたいな感じ?」


分かりやすい例はミラお姉ちゃんのワイルドウインド1番近くで見てきたからね


「似たような感じかな」


闇魔法だけ戦略の幅が広がった感じかな


その日の夜、お父さんとお母さん、僕、ミリーさんで家族会議が始まった。


「レーヴェには言ってなかったが学校に行くまでの2年間、ミリーと旅に行け」

「いいけど」

「ガンダルフは村の子供たちの教育で忙しいし、お父さんだと模擬戦の相手にならないでしょ、私が相手だと最終的に闇魔法の撃ち合いから接近させるかさせないかのでしょ」


お父さんと模擬戦は手の内が分かってしまっているからで手加減は出来てる あとお母さん言い過ぎだよ


「じゃあ、責任持ってレーヴェくんを預かるね」

「いつからこんな話してたの?」

「レーヴェが5歳の時、初めてミリーに会った時よ」

「あの時はな、情勢が悪かったからな、今は正常だと思うしな」

「実家に行って来たけどなんともなかったわ、ミラが宮廷魔法師のお兄様と模擬戦して、試合に負けて勝負に勝った感じよ」


ミラお姉ちゃん、王都でも派手にやってるな


家族会議は終わり、明日から旅に出ることになった。


「ミリーさん、僕のベッドなんだけど」

「にゃあ」

「気にしなくていいのよ〜」


ミラお姉ちゃんよりも大きい胸が柔らかくて心地よく眠れた。




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