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ガロックさんと模擬戦2

ミラお姉ちゃんが目を覚ますまで休憩、ミラお姉ちゃんを僕の膝枕で看病している。


「坊主、弓と矢筒しか見えないが武器は?」

「『アイテムボックス』に収納しているよ」

「その歳でアイテムボックスまで覚えたのか、冒険者でも商人でもやっていけるな」


ガロックさんと話ているとミラお姉ちゃんが目を覚ました。


「ミラお姉ちゃん、大丈夫?」

「大丈夫よ、ありがとうレーヴェ」

「ミラが目覚めたし、次はレーヴェの番じゃ」


ガロックさんと僕は少し離れた場所に立ち、ミラお姉ちゃんの合図で模擬戦が始まる


「始め」


ミラお姉ちゃんの合図ですぐにガロックさんに向けて矢を射るがガロックさんの大盾に阻まれ、移動しながら次は曲射で狙うがメイスで叩き落された。


「『ストーンブラスト』」


土魔法で牽制、アイテムボックスから剣を取り出して攻めに入る。


「その意気や良し」


剣とメイスが打つかり合うが体格差や力量、技術などの差があり過ぎて勝てる要素が見えない


「避けろよ坊主 武技『インパクト』」


ガロックさんがメイスを振り下ろし、回避することが出来たが地面に亀裂が発生し、足場がガタガタになった。


「なら、これしかない」


剣を捨て、ガロックさんに接近する。武器を捨てた事で身軽に動ける


「武技『鎧通し』」


鎧を着ている相手に有効な手の1つ、相手よりも気が多くないと大したダメージにはならない

ガロックさんにはダメージはなかったようだ。


ガロックさんはメイス振り回す。盾を取り出して、メイスを受け流しているが


「坊主、甘いぞ 武技『シールドバッシュ』」


僕は盾で受けることが出来たが吹き飛ばされた。


「降参」

「坊主、まだ出来るだろ」

「これ以上はキツイよ」


模擬戦は終了、ガロックさんは先にミラお姉ちゃんの剣を作ってくれる。僕の武器は素材が届いてかららしい


その日の夜、ミラはいつも通りレーヴェの部屋で眠っている時


「クライド、マリーナ レーヴェは本当にお主らの子じゃな?」

「私のお腹から出てきた子よ」

「ガロック、何があった?」


ガロックはレーヴェとの模擬戦の話をする。


「弓に剣、素手に盾、俺の時は槍も使ってたな」

「レーヴェは『ウェポンマスター』にでもなりそうだな」

「あの子、魔法も使えるのよ」

「まぁ、3年後が楽しみだな」

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