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ガロックさんと模擬戦1

次の日、僕とミラお姉ちゃんはガロックさんと一緒に森の中へお父さんと模擬戦をした場所まで移動


「ガロおじと模擬戦?」

「そうだな、2人とも本気を出すんだぞ、腕の1本や2本、マリーナがいれば治せれるしな」

「ガロックさん、お母さんってヒーラーじゃないよね」

「そうじゃな、昔の話をしようか」


お父さんたちの冒険者時代のお話を聞いた、ミラお姉ちゃんは目を輝かせて聞いてる。


冒険者パーティー暴風の剣(ストームブレード)

『剣王』のお父さん、『エレメントマスター』のお母さん、『黒鉄の鍛冶師』のガロックさん、『精霊の愛し児』のミリーさん、『聖女』のリリーナさん、『大剣豪』のヤマダさんの6人

リリーナさんは人でヤマダさんは狼獣人


お父さんとお母さんが冒険者を引退する最後のクエストはいろんなパーティーを引き連れた大規模レイドクエスト、火竜の討伐だったらしい


火竜は討伐出来たがその戦いでヤマダさんは剣と利き腕を失い、『聖女』のリリーナさんでも失った腕を元に戻すことが出来なかった。


腕を斬られても斬られた部分があれば元に戻せれる


「わしとミリーは長寿族で今だに冒険者、ヤマダは故郷に帰り、リリーナは王都で学校の教師をしている」


ガロックさんの話が終わる頃に目的地に到着した。


「よし、最初はミラからじゃ 坊主は審判を頼んだ」

「はい、ミラお姉ちゃん頑張ってね」

「レーヴェに応援されたから頑張れるわ」


今回は剣を使うようでお姉ちゃんは狩りで使っている剣、ガロックさんは大盾とメイス ドワーフは力持ちなので重そうな盾を片手で持ち上げて構えている。


「始め!!」


僕の掛け声と同時にミラお姉ちゃんは両足を部分強化して距離を詰めて斬り掛かるが盾に阻まれる。


「『シールドバッシュ』」


ガロックさんの大盾が光り、ミラお姉ちゃんは吹き飛ばされたがすぐに体勢を立て直した。


「これなら『飛翔斬』」


ガロックさんは大盾で防ぐ


「なら『飛翔斬・乱舞』」


飛翔斬よりも小さくした斬撃がガロックさんを襲うと思いきや、ガロックさんの手前に落ち、砂埃で視界を潰す。


「ちんちくりんのわりに考えたが、甘い 武技『大回転』」


ガロックさんはメイスを大きく振り回して、まさに力技で砂埃を払った。


「え、うそ」

「まだまだ、甘いのう」


ミラお姉ちゃんが突っ込んでいる目の前にガロックさんの大盾があり、ミラお姉ちゃんは衝突して気を失った。

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