故郷での休暇1
夕食は僕の家で食べることになった。大所帯だからね
「何日かしたらガルデリア帝国に行く予定だよ」
「ガルデリアか、昔行ったな」
お父さん、お母さん、ミリーさん、リリーナ先生、ガロックさん コジローさんはいないけどパーティーメンバーが集結している。
「懐かしいわね、クラーケン討伐だったわ」
「そうじゃ、ミリーのやつがヘマしてのう」
「あわわわ、それはレーヴェくんの前で言わないで」
「ミリーの水着が取れてしまって」
「マリーナ、リリーナに比べると可哀想だから何も言わなかったな」
お父さんたちはガルデリア帝国に行った時の話を聞かせてくれた。
「私が産まれる前に国から依頼した討伐の話ですわね 有名な冒険者パーティーがクラーケンから都市を救った話は今でも健在ですわ」
コーティはお父さんたち暴風の剣のファンだった。引退した今でも根強いファンがいるらしい
「レーヴェも俺たちを越えるパーティーを作れよ」
「頑張るよ」
凛ちゃんとイリーナは付いてきてくれると思う、コーティは卒業したらどうするか分からないし
「レーヴェ、私も入れなさい」
「え〜、ミラお姉ちゃんはミュゼお姉ちゃんと組んでるでしょ」
僕とお姉ちゃんが話している間
「お父さん、お母さん、仕事を辞めてきた。」
医者や治癒師は仕事は過酷な労働で成り手が少ない、その理由は2つの教会があるせい、教会で治癒をしてもらうと高額な金額を払わされる。
「あそこの領都は教会がないから大丈夫だったはずだが」
ステータスカードを貰いに行った教会はステラ教、おこの国に昔からある教会でお母さんたちがあの教会と呼んでいるのが、聖者や聖女を勧誘、誘拐などしているラスゴ教、聖ラスゴ教国と呼ばれる国ある教会でシャムロック王国とは戦争まで発展はしていないが仲が悪い
「僕に対する悪い噂が流れたんだ」
「ラスゴ教のやり口ね」
「アーサー、ミラたちに同行してやってくれ」
「お父さん、急にどうしたの?」
「レーヴェたちはガルデリア帝国に行くだろ、ミラたちも別件でガルデリア帝国に行くんだ、ミラたちに付いていって欲しい」
「お父さんたちは何か起きると思っているの?」
「俺とマリーナ、ガロックはそう読んでいる」
「分かったよ」
帰って来た初日は終わった。




