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夏休みの予定

見事に僕が記録を塗り替えてダンジョン研修は終わった。

僕の他に30階層を突破したのは凛ちゃんたちのパーティー、7時間27分の記録

他のパーティーも20階層までクリアしているようで僕たちのクラスはとても優秀らしい


精霊魔法を使った場合は1階層から30階層までのフロアを全てぶち抜いて降りるだけ、早いけどダンジョンの修復速度と勝負かな 修復に巻き込まれてダンジョンの一部になるのは嫌だし


ダンジョン研修も終わり、今日は休日 学校の大きな行事は期末テスト、テスト後のパーティー、夏休みに入る。


「レーヴェくん、あっちのお店に行くよ」

「分かった、みんな買いすぎじゃない?」

「女の子の買い物は色々あるの」

「レーヴェさん、女性の買い物に付き合うのは紳士のマナーですわ」


僕は現在、3人の買い物に付き合っている さっきまでいた店は女性の下着を売ってるお店

買った荷物は全てアイテムボックスに入れているし、誰の物かも仕分けている。


「レーヴェ、夏休みどうするの?」

「村に帰るか考えてるけど、最近、お母さんたちこっちに来てたりするし」

「入れ違いになると大変だ」

「ガンダルフ先生に会いたいし、アーサーお兄ちゃんが帰って来てるかもしれないから」


夏休み、どうしようか悩んでいると


「あの〜レーヴェさん」

「どうしたのコーティ?」

「ガルデリア帝国に来ませんか?お父様にも紹介したいですし、海もありますわ」

「海、けど船はちょっと」


レーヴェは乗り物酔いするため、船は苦手、馬車も御者席以外はダメだった。


「プライベートビーチがありますし、どうでしょうか」

「「 行く!! 」」


僕が返事するよりも先に凛ちゃんとイリーナが答えた


「ガルデリア帝国か、他国のダンジョンって興味あるのよ」

「はあ〜、私が公務で行くからって着いてくることないじゃない」


ちょうどガルデリア帝国の話をしていたらミラお姉ちゃんとミュゼお姉ちゃんもガルデリア帝国の話を偶然隣で話していた。


「コーティ、ガルデリア帝国に行くことが確定したようだよ」


コーティはミラお姉ちゃんとミュゼお姉ちゃんに捕まり連行、凛ちゃんとイリーナも付いて行かせた。


「にゃ~」

「どうした、ノワール」

「にゃ~」

「水の精霊獣か 簡単に契約できるか?」

「フォ〜」

「魚、カエル、亀、水鳥の姿をしているのか」

「にゃ~」


精霊たちと話していると5人が帰って来た。


「レーヴェ、私たちも行くから」

「ちょっとミラ、私は公務があるのよ、あなたが護衛」

「え〜」

「え〜じゃない、私もレーヴェくんと遊びたいからさっさと公務を終わらせれるように手伝いなさいよ」

「分かったわよ」

「レーヴェさん、お姉様方も一緒になりましたわ」

「夏休み、大変そうだ」


この後、お姉ちゃんたちも一緒に買い物、服やら水着やら買ったらしい






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