3人の実力
ボス部屋に行くには大きな扉がありそこを開けて入る。中に入ると扉が閉まってしまい出ることが出来ない。扉が開く条件はボスを倒すか全滅するか
ボス部屋の魔物は倒してしまっても数分後復活する。
「以上が説明だよ、あとは頑張ってね」
僕たち4人は扉の中へ入ると色が茶色のゴブリンと普通ゴブリンが10体
「ホブゴブリンとゴブリン数はそれなり」
「レーヴェくんは手を出さないで指示だけお願い」
「レーヴェが手を出すと出番がなくなっちゃうから」
「危険だと判断したら手助けをお願いしますわ」
「分かった、凛ちゃんはかく乱しながらホブゴブリンのヘイト集め、イリーナとコーティはゴブリンの各個撃破、撃破後、凛ちゃんと合流してホブを狩る」
凛ちゃんはホブに向かってクナイを投擲したあとホブとゴブリンの間に煙玉を投げてかく乱、ホブのヘイトを集めることに成功
「イリーナ、行きますわよ」
「コーティ、足を引っ張らないでよ」
イリーナはメイスでゴブリンの頭に振り下ろし、コーティはレイピアで華麗に舞ながらをゴブリンを倒していく
「みんな、強くなってる」
凛はホブの攻撃を避けながらカウンターでダメージを与えていき、ホブの振りが大振りになったタイミングで距離を一瞬で詰めて、忍刀でホブの首を刎ねてトドメを刺した。
「みんな、お疲れさま」
「レーヴェくん、見てくれた?」
「『縮地』で距離を詰めてトドメまで見たよ」
続いてイリーナとコーティ
「ちゃんとメイスを振れてたね」
「毎日、素振りはやってるから、でも手はボロボロ」
イリーナの手の平はまめが潰れたり、タコが出来て男勝りな手になっている
「それはイリーナが努力した結果だからこの手を見て笑うやつは僕が怒るから」
「ありがとう、レーヴェ」
「コーティ、模擬戦した時と違ったけど」
「私の剣は対人専用の剣舞と対魔物専用の剣舞がありますのよ」
「流派や型は大事だけど殻を破ることが次のステップになるはずだよ とても華麗な舞だったよ」
「今後も精進いたしますわ」
3人はほぼ同等、魔法まで考慮すると実戦経験が不足しているイリーナが不利くらいかな 早くミラお姉ちゃんを相手できるように頑張って欲しい。
僕たちは10階層のボスを倒し、11階層へ向かうとミント先輩が待っていた。
「怪我なく来たことに驚いているよ」
「あの程度なら余裕でしたよ」
「メインディッシュを狩りに行こう」
「「「「 おー!! 」」」」




