朝から説教
翌朝、いつもよりも早く目が覚めた。急に寝苦しくなったから目を覚ましたのが正解
寝苦しかった理由が凛ちゃん、イリーナ、コーティが僕のベッドで寝ているからでイリーナの足が僕の顔に当たってる。右腕は凛ちゃんが抱き枕にして、コーティは僕の上に乗って寝ている。
彼女たちの背中に氷魔法で作った氷を入れると冷たさで目を覚ましてくれた。
「レーヴェ、起こし方があるでしょ」
「イリーナの寝相が悪い」
「あの、レーヴェさん」
「コーティが言い出したことでイリーナが乗っかって、凛ちゃんは止めたけど渋々って感じかな」
「バレてるよ、コーティ」
「そうですわね」
「ん〜〜〜〜おはよう、レーヴェくん」
「凛ちゃんも正座」
朝から3人に説教
「3人ともそんな薄い格好で寝てたら風邪ひくよ」
「これパジャマだよ」
「ベビードールと言いまして、男性が大変好むと言われている物ですわ」
「もっと大人になってから着よう、子供が着ても魅力が伝わらないよ」
ベビードールのことは知っている。ミリーさんと旅している時に寝る時に着ていたからミリーさん、あんなでも女性としての魅力はあるからね
「早く着替えて、朝食 時間に余裕を持って動こう」
説教を終え、着替えて朝食の準備、食堂には深酒をしてテーブルで寝ている残念エルフが
「レーヴェさん、ミリー先生が寝ているのですか?」
「ミリーさんもここに住んでるよ、あれでも僕の師匠でお父さんたちの元パーティーメンバー」
手早く朝食を作り、全員で食べてから王都の正門前へ時間は5時40分で余裕がある
王都の正門は朝の5時に開き、夜の8時に閉まる
少し待っていると1台の馬車が走って来た。
「みんな、おはよう」
「「「「 おはようございます 」」」」
「ミント先輩が御者をやっているのですか?」
「そうだよ、自分でやらないと借りれないからね」
僕と凛ちゃんは御者をやったことがあるため、帰りに御者を2人ですることになった。
馬車は予定通り順調に走り、アクシデントもなくダンジョン前に到着した。
「見た目は洞窟だけど中の空間は凄いよ」
学校が所有しているダンジョンのため、入るには手続きが必要になる。
手続きを終えてダンジョンへと言いたいが先に向かうのは10階層ボス部屋へ




