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レーヴェvsコーティ

翌日、朝からリリーナ先生の部屋へ行き昨日の経緯を説明


「別にいいわ、訓練場の使用申請と審判にはミリーを用意しておくわね」

「ありがとうございます。」

「勝算は?」

「コーティの戦い方を知らないのでなんとも、Bランクなら凛ちゃんでも勝てると思います。」

「これだけは教えておこうかしら」

「!?」

「コーティカルテさんはレーヴェくんに似た戦い方をするわ」


リリーナ先生の部屋を出て教室へ


「おはよう、レーヴェ」

「おはよう、コーティ」

「放課後が楽しみね」

「場所の申請と審判は用意しておいた。」

「あら、気が利く御方なのね」


午前の授業が終わり、昼休み


僕、凛ちゃん、イリーナにコーティが追加されて昼食中


「ここの食堂も悪くありませんわよ」

「自宅通いだから弁当を作って来ているんだよ」


僕と凛ちゃん、イリーナの弁当は中身が同じ、僕か凛ちゃんが交代で作っているからだ


「あら、パンではないのですか?」

「これは米、大和国の主食だよ」

「レーヴェ、今日はリンが作ったの?」

「そうよ、明日はレーヴェくんが作るから」

「料理が出来る殿方は素敵ですわね」

「コーティも頑張ればこれくらいは簡単に作れるようになるよ」


午後の授業も終わり、放課後


ミリーさんに連れられて、訓練場に


「どちらかが敗北宣言するまで、防音の結界と人避けの結界も張っているから思う存分に戦いなさい、あとレーヴェくんは精霊魔法とフィクスは禁止」

「レーヴェ、フィクスって?」

「終わったら見せるよ」

「ふ〜ん、私が勝ったらレーヴェは私の物になりなさい、仮にも私が負けたら貴方の物になるわ」

「それ、凄く重くない?」

「重くありませんわよ、覚悟の現れですわ」

「パーティーメンバーになってくれるぐらいで十分なんだけど」

「さぁ、戦いますわよ」


コーティカルテは第4皇女で皇位継承権はあるが他の皇子が優先的に繰り上がり、皇位継承争いが起きるかもしれないため、皇帝の命で留学と言う名の厄介払いされた。

コーティカルテは婚約者がいない、自分よりも強い相手なら婚約する。と言い切り、婚約者候補の貴族たちでは歯が立たない


レーヴェとコーティはお互い離れた場所に立ち、開始の合図を待つ


「くれぐれも大怪我だけはしないように、始め」


「先手必勝、『ファイヤーアローレイン』」


1つ1つのファイヤーアローの大きさは小さく、威力も低いがそれを覆す圧倒的な物量攻撃を仕掛けた。


「闇魔法の弱点だな、ならこれで凌ぐ」


レーヴェはシルバースフィアを槍に変化させて、闇属性を纏わせて、飛んでくるファイヤーアローレインを迎撃


「これならどう『ファイヤーウォール』」


ファイヤーアローレインを迎撃し終えたのレーヴェに今度は炎の壁が迫る


レーヴェはシルバースフィアを槍から大剣に変化させて、炎の壁を正面から斬り裂いた。


「隙ありですわ」


コーティのレイピアがレーヴェに迫る





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