凛ちゃん、獅子を圧倒
その頃、凛ちゃんは
「そこの女、俺と戦え!!」
レオニールは凛に向かって吠えた
「いいけど、負けても怒らないでね」
レオニールに絡まれた凛はそのまま模擬戦へ
「あなた、武器は?」
「いらん、俺にはこの拳がある」
レオニールは徒手格闘、凛は木のナイフを2本、他にも色々と仕込んでいるが
開始の合図とともに勝敗が決した。
開始の合図とともに最速で凛はレオニールの懐に潜り込み、連撃 あまりにも早い展開に周りのギャラリーには何をしたのか分かっていなかった。
「私の勝ちですね」
レオニールの意識はすでに無かった。
そして放課後
「おい女」
「私は凛と言う名があります。」
「凛、俺の妻になれ、お前のような強者が妻なら国も安泰になる」
レーヴェとイリーナはレオニールの態度にイラッと来ているがそれ以上にぶちギレたのは凛である。
「はぁ〜、私はとある方に仕えているのです。その方にこの命を捧げてもいいと思える程に」
「なら、俺がそいつと交渉でも」
「あなたのような大海を知らないカエル如きが我が主に勝てるとでも?」
「俺は獅子だ」
「いや、猫です。あなた如き、イリーナでも勝てます。」
「え、巻き込まれた」
「ぐぬぬぬ」
「凛ちゃん、落ち着こう 負けたくせに求婚してくるのは頭がイカれてると思うけど」
「それもそうですね、帰りましょう」
「そうだね」
レオニールを放置して教室から出た。
「お母さんに報告しよう」
「「 賛成 」」
3人でリリーナ先生の部屋へ
「どうかしました?」
「それがですね」
被害者の凛ちゃんがリリーナ先生に報告、模擬戦で圧倒的な実力差で敗北、凛ちゃんの最速はイリーナでも辛うじて反応は出来るよ 防戦一方になって負ける落ちまで付いてくるけど
「そうですね、レーヴェくんがレオニールを倒せばいいんです。」
「凛ちゃんが仕えている主だからですよね」
「そういうことです。」
「今度、凛ちゃんが絡まれたらそうします。」
帰りに喫茶店でお茶
「レーヴェたちは研究会か部活入る?」
「入らないかな、冒険者ギルドで依頼を受けてる方が楽しいかな」
「料理研究会はちょっと気になるかな」
「リンも私もちょっと気になってる」
「明日、2人で行って来たら?」
「レーヴェくんもだよ」
「レーヴェ、1人だと寂しいでしょ、一緒に行くの」
明日、料理研究会に行くことになった。