表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
129/135

留学生がやって来た

留学生がやって来る日になった。


「どんな人が来るのかな?」

「マルタ王国は嫌だな」

「私もマルタ王国はちょっと、あと大和国も」


凛ちゃん父娘は里から命を狙われている。今だと確実に凛ちゃんなら勝てると思うけど


いつもの3人で話しているとリリーナ先生とミリーさんあと4人が教室に入って来た。


「皆さん、おはようございます。今日から4人の留学生と勉学を共にします。自己紹介からお願いしますね」


リリーナ先生の挨拶から始まり


「セフィロト森林王国から留学に来ました。アルティナと申します。」


最初に自己紹介したのはエルフのアルティナ、セフィロト森林王国はこの大陸の南にある大樹海の中にあるエルフの王国だ。


「ミリーお姉様の弟子はどなたかしら」

「アナ、今度教えるから今は下がりなさい」

「はい、お姉様」

「ここでは先生よ」


ミリーさんは慕われているんだな


「グリーンフィール獣王国から来たレオニールだ、俺の強さを証明したい」


次に自己紹介したのは獅子獣人のレオニール、グリーンフィール獣王国は確か隣の大陸にあるとても大きな国だったはず 獅子獣人は王族の証でもある


「わしはガトック、グランドリッド地下帝国から来た」


ガトックはドワーフでグランドリッド地下帝国は山の上にある国で山を掘り過ぎて地下に都市を作ったと言われている。 


「誰かに似ている?」

「そうなの?」

「う〜ん、わかんない」


そして最後


「ガルデリア帝国から参りました。コーティカルテと申します。皆様よろしくお願いいたしますわ」


赤い髪をした所作がとても綺麗な女の子、ガルデリア帝国って確かお隣の国だったよね


午前中の授業は座学だけで昼食後、外での訓練、今日は1年Sクラスにいる予定だ。


「レーヴェくん、こっちで良かったの?」

「ミラお姉ちゃんの相手するのが面倒くさい」

「レーヴェ、魔法の方は?」

「出禁だよ」


何回も上級生を倒してしまって出禁になってしまった。  


「あんたがレーヴェね」

「アルティナさんは僕になんかよう?」

「お姉様の弟子の腕前を見に来たのよ」

「魔法の撃ち合いでもする?」

「あら、私に勝てると思っているのかしら」

「安い挑発だね」


お互い距離を開けて、イリーナの開始の合図で魔法を発射、自分の後ろにある的を時間制限まで守り切るか相手の的をさっさと撃ち落としたら勝ち


アルティナと同じ属性の魔法を同じ魔力量で撃ち相殺していく


「舐めているのかしら」

「ただ普通に同じ威力の魔法で相殺しているだけだよ」


先に痺れを切らしたアルティナは上級魔法を放とうとするが


「『ディスペル』」


レーヴェの闇魔法で発動前に潰され、魔力が尽きてしまった。


「僕の勝ちでいいかな」

「完敗よ」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ