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龍皇の卵

青龍に運んでもらい、送還する前に卵をもらった。


「レーヴェよ、その卵を渡すことに関して各属性の精霊王と精霊神、龍皇様を交えて話し合った結果だ」

「卵1つで凄い面子だね」

「その結果、龍皇の卵を渡すことになった。」

「どう凄いんだ?」

「勇者の話は知っているだろう」

「知らないけど、誰か知ってる?」

「私、知ってる、勇者はパーティーを率いてドラゴンとともに世界の終わりに挑むのよね」


イリーナ博識だな


「その通りだ、レーヴェには次の勇者の仲間になるドラゴンを育ててもらう」

「分かったよ、移動手段になるならちゃんと育てる」


青龍を送還した。


「ピィー」

「フィクスが温めるのか」

「ビィ」


卵はフィクスに任せて夕食の準備


「手馴れてるわね、ミラなんて豪快よ」

「それは知ってるよ ミラお姉ちゃん、不器用だから」

「うるさいわね」

「一家に1人、レーヴェがいれば完璧なのに」

「イリーナ、僕の屋敷では全員料理出来るよ」


伴助さんや凛ちゃんだと大和国料理が出てくる。玉藻もそれなりに食べれるくらいの料理最初が酷かったから、ミリーさんは揚げ物が多い エルフだろ、あんた


「出来たよ」

「レーヴェ、これは?」

「大和国の主食、米だよ こっちは味噌汁 ボアの肉を使ってるから猪汁だね」

「これ、ピクルスみたいに酸っぱくないわ」

「それは漬物だけど、塩を使ってるよ」


夜は交代で見張りをする。凛ちゃんとイリーナが最初でミラお姉ちゃんとミュゼお姉ちゃんが2番目、最後は僕が見張りをしながら朝食を作ることになった。



見張りが僕の番になり、フィクスは卵と一緒に寝ており、ノワールとワイズは僕に付き合ってくれる 精霊に睡眠って必要なのか?


「にゃ〜」

「傷ついた時は寝るんだ」

「ホッホ」

「寝てる時の方が魔力の循環がいいからか」

「ホッホ〜」

「そうだね、人も同じだね」


朝食は昨日の猪汁にご飯を入れて雑炊


朝食後、ミスト侯爵領の1番被害が大きかった領地へ


「学生がこんな時にここへ?」

「実地調査ですわ。」


ミュゼお姉ちゃんはヴェルゲート侯爵家の印がついたナイフを見せた。


「なるほど、どうぞお通りください」


ミスト侯爵領は山と大きな川が流れている。急な雨が降ると洪水が起きて被害が大きい


「ヴェルゲート侯爵領にもここより大きくはないですが川は流れているので」

「山と川の確認かな」

「ここの気候なら麦よりも米の方がいいよ」

「川の方は対策も何もやってないね」

「ミスト侯爵家は代々水属性魔法に特化した血筋だから土木関係の魔法は使えない、資金不足で雇えないから」


ここで全員である知識を出してみる


「水路でも作れば?」

「ミラ、工事費高いのよ」

「大和国だとため池を作ってました。水路を畑に引いて水田を作ったりとか」

「水田の方は領主、住人と話し合わないとね」


上流に向かっていると


「レーヴェくん、妖気がする。」

「妖怪か?」

「近くにいるよ」






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