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コネ教師をなんとかしよう

ノワールとワイズが戻って来たのは放課後だった。

リリーナ先生からは第1王子派の先生でコネで入って来たのはコウーツ・パツキンとカーラ・カラミネの2人で授業も人格もあれだった。


放課後の教室で僕たち3人とミリーさんを入れて話している


「コウーツは魔法の授業でカーラは剣術の授業か」

「コウーツはゴブリン、盗賊レベルの知能よ、カーラはサキュバスね ショタ狙いかも」

「レーヴェくんは私が守る」

「レーヴェは安心してなさい」


凛ちゃんとイリーナは何を言っているのか分からないけどやる気になってくれてる


「コネってことは賄賂をもらった教師がいるって事だよね」

「ここの副学校長『フローラ・ミスト』現宮廷魔術師の1人ね」

「貴族?」

「ミスト侯爵家の令嬢よ、賄賂を貰ってる理由は実家の領地が傾いているからだと思う 先月の洪水で大被害があったから」

「イリーナ、詳しいね」

「お母さんと怪我人の治癒をしてたから」


フローラ・ミスト:18歳、最年少で宮廷魔術師に選ばれた才女 副学校長になったのはくじ引きで負けたかららしい


「コウーツは魔法の授業だけで外には出ないだろ」

「うん、出てないわ」

「カーラは出てきてるよね」

「出てきてるよ」

「カーラは僕が仕留めるよ」

「「 ええ!! 」」

「だって男しか相手しないなら僕がやればいいよ、コウーツは髪の毛を燃やしたらいいんじゃない?」

「レーヴェくん、中々の悪魔ね」

「ミリーさんに鍛えられたからだよ〜」


コウーツの髪の毛はフィクスが燃やして、凛ちゃんが毛根が死滅する薬を掛けてイリーナが回復魔法で火傷だけを治す。

毛根が死滅する薬はお母さんに作り方を習った。

身体には影響がない無毒なんです。作った経緯が無駄毛処理が面倒くさいからと「VIOラインの処理が無くなったのよ〜」何を言っているのかさっぱり


「フローラ・ミストはどうするの?」

「宮廷魔術師ならミュゼお姉ちゃんに聞いてみる?」

「レーヴェくん、誰?その女」

「レーヴェ、吐きなさい」

「この間、ミラお姉ちゃんと一緒に来てた人だよ、僕の従姉だよ」

「マリーナの実家、侯爵家だったわね、たしか今の当主が宮廷魔術師だったわ」

「渡りに船ってこういうことだね」


ミリーさんは仕事に戻り、僕たちは下校


「レーヴェ、あれ」

「標的だね」

「人気のない場所がないから作っちゃおう、イリーナは結界を張れる?」

「張れるわ」

「僕は人払いの結界を張るね」


結界は光魔法扱いで人払いなどの追加効果がある結界には各属性の魔力を追加しないといけない、人払いは風属性


「私の結界にレーヴェが効果を付与したらいいんじゃない?」

「二重の方が逃げられないからね」


結界を壊すには結界に使われた魔力と同以上の魔力をぶつけたら壊すことが出来る 内部からでも外部からでも同じ


「フィクス、出番」

「ピィ」


フィクスが上空からコウーツに接近してちょっと羽ばたくとコウーツの頭から火が出て大惨事

凛ちゃんが水魔法で頭の火を消してから薬をぶっ掛けてイリーナが火傷だけ治癒する。

その後は気絶させて、魔力痕跡を消してから逃げる。


「これで嫌になって来なくなるか 犯人探しでもするかな?」

「次の休みは依頼を受ける?」

「どうするかな〜ミスト侯爵の領地って遠い?」

「馬車で3日くらいの距離よ」

「なら、あいつを呼ぶか」


凛ちゃんはとても楽しそう、イリーナは分からないようだ


「イリーナ、当日のお楽しみと言いたいけど、休みの日の前日に移動、休みの日の最終日に帰って来るでいい?」

「分かったわ」

「あと、リリーナ先生に報告と説明もね」

「勝ち取ってみせるわ」


途中でイリーナと分かれて屋敷に帰宅すると


「レーヴェ、こんなとこに住んでるの?」

「レーヴェくん、ごめんね 調べて来ちゃった。」


帰るとミラお姉ちゃんとミュゼお姉ちゃんがお茶飲んで待っていた。









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