コウーツ・パツキン
休みが明けると学校が始まる。
授業はね、たいしたことないよガンダルフ先生の授業でやったことを復習している感じ
今は魔法の授業、冒険者から宮廷魔術師を目指す人もいるためらしいあと担当の先生が嫌
「であるからして魔術式を扱うことで魔法がスムーズに使うことができる」
魔術式?お母さんやミリーさんだったら魔力を魔法に変換させるためにイメージが必要
ガンダルフ先生も同じような事を言ってたよな〜
ちなみに魔術式を使うと魔法に変換するまで2秒掛かるし、魔力の効率が悪すぎる いつものやり方だと2と仮定して魔術式の方は5消費する。
魔術式を使った魔法は大体儀式魔法のような大規模な魔法を使う時限定
「魔術式を使わない魔法は蛮族が使う魔法でエルフやドワーフのような亜人が使う魔法だ」
授業中だけど僕は殺気を出してしまったけど僕よりもやばかったのは凛ちゃんだった。
「魔術式って魔力効率が悪いね」
「これじゃゴブリンを倒せないかな」
「回復魔法を使うのにも時間が掛かるから戦闘には不向き、救える命も救えない」
僕、凛ちゃん、イリーナは聞こえるように言ってやった。
この先生、メガネを掛けた金髪おかっぱで名前はコウーツ・パツキン パツキン伯爵家の次男 職は魔法使い
「そこの3人、廊下に出ていろ」
「ヒステリーかな?」
「近いうちに頭の毛が無くなりそう」
「あのレベルなら授業にでなくても大丈夫そうね」
僕たち3人は教室を出て、図書室へ
「ピィーピィー」
「フィクス、ここでは静かにね」
「ピィ」
魔法関連の本を探して魔術式関連を調べると
「大規模な儀式用みたいだね」
「個人向けもあるけど威力が低いし、発動時間に難があるみたい」
「あのおかっぱ、亜人差別派で第1王子派の貴族だったわ」
「とりあえず調べることも調べたからリリーナ先生の所に行こう」
先生が集まる場所はなく、個人の仕事部屋があるため、授業に出ていない時は仕事部屋にいることが多い
ノックして返事が返ってきてから
「「「 失礼します。 」」」
「あなたたち、授業は?」
「廊下に出てろって言われたので」
「だって魔術式を用いた魔法なんて効率が悪すぎるわ」
「コウーツ先生の授業ね、コネで入って来て困っているのよ」
「どこのコネですか?」
「パツキン伯爵家の当主が宮廷魔術師でそのコネよ、人種差別派なのは第1王子派閥の特徴よ」
「レーヴェくん、暗殺してもいい?」
「凛ちゃんなら確実に仕留めれるけど止めてね」
「お、斥候が帰って来た」
ノワールは扉をすり抜けて入って来て、僕に情報を教えてくれる。
「ニャ〜(魔法使いとしてはゴミね)」
「どのくらいのゴミ?」
「ニャ〜(ゴブリンレベル、魔力量なんて2回撃ったら空っぽよ)」
「リリーナ先生、あれを辞めさせるか排除する方法はありますか?」
「1つは決闘よ、あとは実家の伯爵家が取り潰しなったらコネでも辞めさせれるわ」
「ノワール、ワイズ、情報収集頼んだ」
他にも第1王子派閥の先生の情報をリリーナ先生から教えてもらえた。




