家族の話
とりあえず、降ってきた電波を書いて見ました。
僕はレーヴェ、シャムロック王国にある小さな村に住んでいる4歳
僕のお父さんのクライドは元Sランク冒険者で『けんおう』っていう職業なんだって今は野菜を作ったり、自警団をまとめているんだって
髪の色は金、普段は無精髭を生やしているが剃るとイケメン
僕のお母さんのマリーナも元Sランク冒険者で『えれめんとますた〜』って職業で今はポーションを作ったり、村の人たちの怪我を治したりしているよ
紅髪でクライドと実家から逃げるように冒険者になって各地を転々とアーサーを身籠ったため、パーティーは解散 辺境の村に移り住んだ。
僕のお兄ちゃんのアーサーは9歳、お父さん見たいに身体を動かすこと逆に苦手だけどとっても頭が良くてお母さんのお手伝いを良くしているよ
僕のお姉ちゃんのミラは6歳、お兄ちゃんとは全く別で身体を動かす事が得意でよく遊んでくれるよ
僕の家族の話はこれくらい
「子供たち、今日は魔法のお勉強を始めますよ」
お母さんのマリーナの前に金髪の男の子と紅髪の女の子と男の子が集まる
「今日は適性属性を調べるから」
「お母さん、適性属性って必要なの?」
「ミラ、将来冒険者を目指すなら知っていた方が良いことなのよ」
お母さんから適性属性についてのお勉強
1:適性属性の魔法を使うなら必要なMPが少なくなる、逆に適性属性以外だと必要なMPが多くなる
2:適性属性がなくても無属性と生活魔法は誰でも使える
「とりあえず、アーサーから調べるから全身に魔力を行き渡らせて」
アーサーの身体に膜のような物が張られていることにレーヴェは気づいた。
「アーサーの適性属性は光と聖か厄介なことになりそうね」
10歳になると町の教会まで行き、鑑定してステータスカードをもらうことになっている。お母さんが厄介と言ったのは聖属性に適性がある子供は教会が喉から手が出るくらいに欲しいらしい
「私とお父さんが教会の連中を黙らせてやりますからね」
「死人がでないようにほどほどにね」
次はミラ、アーサーの時よりも時間が掛かり、ようやく全身に魔力を纏わせた。
「あちゃ〜、風属性のみ」
「お父さんみたいに無属性極めるもん」
お父さんのクライドには適性属性がない、無属性だけでSランクにまで登りつめたから冒険者を引退した今でも慕われていたりする。
「最後はレーヴェよ」
「いつでもいいよ」
「あら、アーサーよりも早いのね」
お母さんは僕の肩に手を置くと
「レーヴェは私と同じで適性属性は全属性よ」
「レーヴェは凄いな」
「レーヴェ、前衛はお姉ちゃんに任せなさい」
この日を境に魔法の訓練が始まった。なんで3人一緒だったかってアーサーお兄ちゃんは小さい時身体がとても弱かったから
ミラお姉ちゃんの場合は落ち着きがないため魔法の訓練は延期、僕が産まれてからミラお姉ちゃんはお姉ちゃんとしての自覚に目覚めたかららしい
別の日
「子供たち、適性武器を調べるぞ」
「お父さん、僕とレーヴェは後衛向きなんだけど」
「それは知っている。後衛の弱点はなんだと思うアーサー」
「近づかれたらかな?」
「正解だ、接近された時に対して必要になってくる」
適性武器の選び方は気に入った武器だそうだ
「僕はこれかな」
アーサーお兄ちゃんは杖を取った
「アーサーは杖か、杖術を覚えれば前衛でも戦えるぞ」
「僕は戦えないよ」
「アーサーには俺の知り合いに鍛えてもらうとして」
「お父さん、話聞けよ」
アーサーお兄ちゃんは完全に無視された。
「次はミラ」
「う〜ん、私はこれとこれかな」
ミラお姉ちゃんが選んだのは双剣と片手剣
「スイッチスタイルもいいと思うぞ」
お父さんが言うスイッチスタイルとは相手や戦況に応じて武器を変更して戦うスタイルでアイテムボックスを持っている人がよく使う戦闘スタイル
「最後はレーヴェ」
「お父さん、選べないよ」
「何を言っているんだ?」
「全部の武器を使ってみたいけど重くて持てないのもあるから選べないよ」
お姉ちゃんと同じ双剣と片手剣を扱う訓練を始めることになった。
こっちもなるべく更新するのでよろしくお願いします