第一話、中世。青年リバン
もし、この広い世界、この宇宙に。自分の夢を叶えた自分がいたとしたら、貴方はどうしますか?
世界は選択の数だけ存在する。
別の性別に産まれたかった。
なりたい職業があった、途中挫折した職業があった。
富を得たかった、情を得たかった。
これは可能性の話。
一つの世界ともう一つの世界の話。
「The world of pair.」
第一話「中世にて。青年リバン」
世界っていうのは残酷なものだ、いや、もしかしたら世界を作った神が残酷なだけかもしれない。
俺が住むこの世界は、俺が小さい時から2つの力が争っていた。
竜人族と龍神族。
おっと、紹介が遅れたな、俺の名前はリバン。ここ皇都ルイドルゴの街に住む竜人族の言ってしまえば王子だ。
俺が小さいときに父は死んだ。言ってしまえば戦死。
っと、ここで話を戻そう。
あれは突然の出来事だった。
あのときの世界は平和そのものだった。
だが、ある日突然空の上に突如と浮かぶ城が現れ、その城から出てきた奴らはあちらこちらの国を潰していった、奴らは奇妙な術を使い狂ったように力で世界を支配していった。
世界を好き勝手にさせるわけには行かない。そう立ち上がったのは俺たち、竜人族というわけだ、
竜人の中には「神に抗うのは無駄だ、わたしたちは滅ぶべき」など話すものもいた。
だが父は諦めなかった。
でも、俺の父はその戦いで命を落としたんだ。
憎しみでもつ武器は不思議と軽いものだった。
俺もいつかは奴らと戦うことになると思う。
彼らの目的は未だにわからないが
今でも俺は奴らを止めなければ行けないと思う。だから戦いに赴くというわけだ。再び世界の平和のために。
だが、現実はそうもうまく行かず、2つの種族の戦いは停戦を迎えていた。
そんなある日のこと。俺の目の前に見たこともない同い年くらいの黒髪の少女が現れた。
彼女は俺に真っ赤な樹の実を投げ。
「太陽の果実、それを食べてこの国から逃げて。私からの忠告。」
そう言い残すと彼女は風のように消えた。
その日の夜。寝ぼけながらふと机を見る、そこには真っ赤な太陽の果実が乗っている。
何も考えずに小腹を満たすために俺はそれを食べた。
そして二度寝にはいった、数時間後。あんなことが起こるなんて、思いもしなかったんだ‥‥。
この作品の方からの方は初めまして。菊葉。と申します。
割と、世界観の感じは柔らかめですが固まってきたところで小説を動かし始めてみました。
やっぱり、自分の語彙力問題で伝わりにくい部分や、書いてて回収できない伏線等出てきてしまうと思うのですが、ご了承ください‥‥。
何卒最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
よろしくお願いします。
ゆっくりめな更新&内容薄い一話一話になってしまうと思います‥‥スミマセン!