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テーマ詩集:色鉛筆

RED

作者: 歌川 詩季

 忘れるようにします。

 照れ隠しで 逆に

 浮き彫りに出たものは 周知の事実か

 恥(さら)しは やがて

 その恥部さえ愛せるようにもなるけど


 そこまでに至るみちのりを 耐え忍び

 誰も()めちゃくれないが 悦に()るとしよう


 耳たぶ赤くして 目に涙 浮かべたら

 見てるこっちが つらくなるほど

 生きるが旅ならば 恥もまた()き捨てだ

 こじつけで ひらきなおるよ



 ひた隠しの すえに

 明るみに出たものは 羞恥(しゅうち)の極みか


 そこまでに達して(なか)ばと (さえず)るよ

 誰か()めてくれてたら 恐れ()ると言おう


 青ざめたつらして 血の気のひいた(ほほ)

 見ちゃいられないと そむけるけど

 生き永らえたなら きっと またそのぶんの

 恥も上塗りで 赤々と



 あわせる顔もなくて ご無沙汰してたんだよ ごめん

 勘違いしたまま、おぼえちゃったものとかありますね。

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― 新着の感想 ―
[一言] >パウチのゼリードリンク、飲み干して、ポイして ポイするときはゴミ箱に。 そういうことではないって? 失礼しました。 いいですね。 引きずるだけなら恥の掻き損。 掻いた恥を糧にして、 前…
[良い点] >生きるが旅ならば 恥もまた掻かき捨てだ >こじつけで ひらきなおるよ 人生が長い旅路ならば 旅路の中で掻いた恥もまた掻き捨て そのくらいの心意気で、って考えが 素敵な考え方だな、と思…
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