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量産型勇者の英雄譚  作者: ちくわ
八章 精霊の国
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八章十九話 『冒険の始まり?』



 とりあえず状況を整理しよう。


 ナタレムの案内によって精霊の国にたどり着いたルーク達。しかし、直後に現れた炎の男ーーヴァイスに襲われ、命からがら逃げ延びたものの、ナタレムは拐われてしまった。その後、行き場もないままさ迷っていたところ、マーシャルと名乗る精霊と出会い、その友達のドラゴン(トシ蔵)の力を借りてようやく目的地である精霊の国の中心にたどり着く事が出来た。


 そして、問題はここからだ。

 あっさりと精霊の王に会えたのだが、王は当たり前のように協力を拒否。それでも負けじと力技に出たところーーこうして牢屋にぶちこまれてしまった。

 それだけならば、ここまで悩む事はなかっただろう。

 

 問題はーー、


「ーー貴様は、誰だ」


 酷く冷めた瞳を向けられ、思わずルークは言葉を失った。ルークを見るソラの目は今まで見た事のないほどに色を失っており、無表情とは訳が違った。

 ルークは必死に言葉を探し、


「いや、んな事言ってる場合じゃねぇだろ。とりあえずここから出せ」


「私が質問している。誰が喋って良いと許可した?」


「なんで喋るのにお前の許可が必要なんだよ。ふざけてねぇでとっとと出せ」


「話にならないな。それと、貴様をここから出す理由がない」


「……お前、マジで言ってんのかよ」


 冗談を言っている場合ではない事はルークにだって分かる。ここがどこで、なぜここにいるのかは分からないが、牢屋の時点で良くない事なのは明らかだ。

 しかし、ソラの態度は変わらない。鉄格子の向こう側から、ただルークを見ているだけだ。


 混乱する頭をかきむしり、


「訳分かんねぇ事言ってんな。さっさとここを出て、あのクソ王をぶん殴りに行くんだよ」


「クソ王? 誰だ、それは」


「あ? んなの精霊の王様に決まってんだろ。とにかく、この鉄格子ぶっ壊すから手ぇ貸せ」


「貴様はよほどバカなのだな。私はそのクソ王の命令でここにいる。出るための手助けなどする訳がないだろう」


「……冗談言ってる場合じゃねぇぞ」


「私は冗談が嫌いなんだ」


 会話が成立していない。いやそれはいつもの事なのだが、重要ななにかが噛み合っていない。

 ソラの態度に、ルークの怒りが段々と増して行く。自分の中にある嫌な予感ーーそれを振り払うように、鉄格子に掴みかかった。


「いい加減にしやがれ。なにもかも忘れたみてぇな顔しやがって」


「忘れるもなにも……私は貴様の事など微塵も知らん」


「だから……ふざけてんじゃねぇぞ!」


「……うるさい男だな。少し冷静になれ。まぁ、冷静になったところで私は話をするつもりなどないがな」


 そう言って、ソラはルークに背を向けた。

 見なれた背中なのに、たった鉄格子一枚の距離しかないのに、酷く遠くに感じた。

 手を伸ばす。

 しかし、ソラはそれを無視して歩き出した。


 堪えきれなくなり、強く鉄格子を握り締めた。


「ソラ!!」


 彼女の名前を叫ぶ。

 適当な思いつきでつけた名前だが、ソラはそれを誇りに思っていた。

 侮辱するなと、憤慨していた。

 なのに。

 それなのに。


「ーーソラとは、誰だ?」


「ーーーー」


 全て、分かってしまった。

 その一言で、この状況を理解するには十分過ぎた。

 立ち尽くすルークに、ソラはーーアルトは目もくれず、ゆっくりと足を前に進めながら、


「貴様の処分がどうなるかは分からん。生きて帰れると良いな、人間」


 そこで、アルトは一旦足を止めた。なにかを考えるように天井を見上げ、しかし直ぐに考えるのを止めたのか、再び歩き出した。

 ルークは、その後ろ姿を見ている事しか出来なかった。

 見えなくなるまで、立ち尽くす事しか出来なかった。



 それから、どれだけの時間が過ぎただろうか。

 気付くとルークは地面に座っていた。なにをするでもなく地面を見つめ、心ここにあらずといった様子だ。実際、意識が朦朧としていた。


 自分の存在を綺麗サッパリ忘れられ、悲しんでいるーーそんな訳あるかボケ。

 このアホ勇者が、人に忘れられて悲しくなる訳がなかった。


 プルプルと肩を揺らし、握り締めた拳を地面に叩きつけ、


「あんの白頭……! なにが『貴様は誰だ』、だボケ! なにも知らねぇみてぇな顔しやがって、誰のせいで俺がここまで来たと思ってやがんだ……!」


 めちゃめちゃ怒っていた。

 そりゃそうである。

 ソラが選んだからこそ周りはルークを勇者だと認め、その強大な力に頼るようになった。そもそもの始まりは謎の手紙で、ソラの力がなくとも勇者になっていたかもしれないが、そんなのはどうだって良い。


 ルークが精霊と関わる事になったきっかけは、間違いなくソラなのだ。

 マッチョに誘拐されて訪れた村ーーそこにいたのはソラが作り出した精霊だし、そこでソラはルークを選んだ。選ばれた理由はなんでって良い。重要なのは、そこから全てが始まったという事だ。


 旅に出るきっかけを作ったのはティアニーズ。

 勇者になるきっかけを作ったのはソラ。

 そのソラが、今さら他人のような顔をしている。


 この自己中勇者が、それを許す筈がなかった。


「ぶん殴ってやるわ。今までの分全部乗せて渾身の右ストレート顔面に打ち込んでやる。そのあとは剣の状態で地面にぶっ刺して放置して、泣いて謝るまでゼッテー許してやんねぇ。アイツの大好きな牛乳を目の前で飲んでやる。貧乳めっちゃバカにしてやる」


 怨み辛みをブツブツと並べ、復讐心に業火をくべる勇者。やろうとしている事は子供なのだが、本人は至って真面目だし、割りと本気で全部やろうとしている。

 額に青筋を浮かべ、鬼の形相を浮かべていると、


「ん……うぅ……」


 隣で気絶していたマーシャルの瞳がうっすらと開かれた。状況を理解していないのか、寝ぼけ眼を擦りながら体を起こす。

 二人の視線がぶつかり、ルークに頭に嫌な予感が過った。

 もしかしたら、マーシャルもーー、


「あれ……ルーク君?」


「ーーはぁ……。ったく、冷や冷やさせんなよ。俺の事分かんのか?」


「そりゃ分かるよ。いてて……なんか後頭部がすっごく痛い」


 とりあえずマーシャルの記憶はあるようで、ルークは安心したように胸を撫で下ろした。

 マーシャルは後頭部を擦り、痛みに顔を歪めながら、


「ここ、どこ? さっきまで私達……」


「俺が知りてぇっての。お前が寝てる間に訳分かんねぇ事ありすぎて混乱してんだよ」


「訳分からない事? ……あ、そういえばアルト様は?」


「どっか行っちまった」


 大きなため息をこぼし、ルークは立ち上がってベッドにタイブした。長らく使われていなかったらしく、埃が舞い上がって喉に侵入。涙目になりながら喉にはりついた埃を必死に吐き出し、


「俺の事忘れてるみてぇだった。だったっつーか、間違いなく忘れてやがる」


「アルト様が、ルーク君を? もしかして強く殴られて記憶を失っちゃったとか?」


「その可能性もある。けど、アイツだけじゃなくてナタレムの様子もおかしかっただろ?」


 記憶が途切れる直後ーーいや、ルークの意識を奪いとったのは間違いなくナタレムだ。あの目は仲間に向けるものではなく、敵意丸出しの目だった。会話した訳ではないので断定は出来ないが、恐らくソラと同じ状況なのだろう。


「うーん、私は直ぐにやられちゃったから覚えてないや」


「使えねぇ奴」


「酷いなぁもう。いきなり殴られたら誰だってそうなるよ」


 意外と落ち着いた様子のマーシャル。キョロキョロと視線を泳がせ、ここが牢屋で閉じ込められていると理解したようだ。


「なんか心当たりねぇの? 記憶を奪う力をもった精霊がいるとか」


「分かんない。少なくとも、私はそんな力聞いた事もないよ」


「…………」


「あ、使えない奴って言おうとしたでしょ?」


 目を細め、見事ルークの考えを見抜いて見せたマーシャル。

 仰向けに寝転び、天井を眺めながら息を吐いた。それから勢い良く飛び起き、マーシャルの目の前に着地。


「ソラとナタレム、二人が同時に記憶喪失なんて偶然ある訳がねぇ。俺らが寝てる間になにかされたに決まってる」


「……でも、それだとおかしくない? ルーク君が邪魔ならルーク君の記憶を奪えば良いし、それに私の記憶だって奪った方が良いでしょ?」


「それなんだよな。アイツは俺の事が邪魔な筈だ。なら記憶を奪ってとっとと地上に戻しゃ済む話なのに、それをやらなかった」


「出来なかった、もしくはやらなかったって事?」


「人間だから記憶を奪えなかった可能性はある。けど、それだとお前が普通でいる説明がつかねぇ。なに考えてんのか分からねぇけど、わざとお前の記憶を残しやがったんだよ」


 一番手っ取り早いのが、ルークの記憶を奪ってしまう事だ。もしそれが出来ないとして、精霊の記憶しか奪えないんだとしても、マーシャルの記憶が残っている意味が分からない。

 となれば、わざと記憶を残したと考えるが普通だ。


 しかし、それだとさらに疑問が浮かぶ。

 なぜマーシャルの記憶を奪わなかったのか。

 なぜ地上におろさず、わざわざ牢屋に閉じ込めたのか。

 現時点で、それを推理するための材料はない。


「とにかく、ここを出るぞ。現在地すら分からねぇんじゃ話にならねぇ」


「ここから出てどうするの?」


「決まってんだろ。記憶がねぇんだとしたら、ぶん殴って思い出させてやる。精霊の王を殴るのはあとだ、まずはソラをぶん殴る」


「ルーク君てあれでしょ、友達少ないでしょ」


「うっせぇ」


 友達と呼べる存在が何人いるかはともかく、ルークはこれで通常営業だ。共に修羅場を潜り抜けて来た相棒だとしても、殴るのになんの躊躇いもない。


 ルークは立ち上がり、錆びた鉄格子を掴む。ガシャガシャと音を立てて揺さぶってみたが、思ったよりも丈夫に出来ているらしい。


「力じゃ無理っぽいな。お前なんとか出来ねぇの?」


「無理。思いっきりタックルするくらいなら出来るけど、肩外れちゃうかもね」


「ほんと使えねぇな。精霊なんなだからこのくらいぶっ壊してみろよ」


「言っとくけど、私は無能じゃないからね? 私にだってちゃんと力があるんだから」


「ならやれ」


「今は無理。私の力は……ううん、そもそも精霊は戦うのを前提に作られた訳じゃないし」


 マーシャルはルークの横に立ち、握り拳で何度か鉄格子を叩いたが、当然その程度で壊れる訳がない。

 ダメな子を見るような視線を向けていると、


「私の力は『会話』だよ。普通なら会話出来ない相手と喋れるの。人間で言うと、牛とか豚と会話出来るみたいな感じ」


「随分とメルヘンな力だなそれ」


「女の子らしいって言って」


 なるほど納得。その力のおかけでマーシャルはトシ蔵と友達になる事が出来たらしい。とはいえ、ドラゴンと会話を試みる勇気、さらには言語を教えてしまう根気。『会話』の力以前に、彼女の性格によるものが大きいのだろう。

 ただ、


「いや無能じゃん。この状況じゃまったく役に立たねぇじゃん」


「う、うるさいなぁ。適材適所、私が力を発揮する場はここじゃないの。てゆーか、ルーク君だってなにも出来てないじゃん」


「残念だったな、俺は出来る子なんだよ」


 唇を尖らせた拗ねた様子のマーシャル。そんなマーシャルの肩を叩いてドヤ顔を浮かべると、ルークは右手首のブレスレットへと目をやった。


「……武器も取り上げてねぇ。ますます訳分かんねぇな」


「どうしたの?」


「なんでもねぇよ。邪魔だから退いてろ」


「ルーク君、邪魔って言われるの地味に傷つくんだよ」


「なら……役に立たねぇから退いてろ」


 色々と考えた結果、さっきよりもストレートな言葉になった。鋭い言葉は胸に突き刺さり、マーシャルは胸を抑えて数歩後ろに下がった。

 ルークは右の掌を鉄格子に向け、


「そんじゃ、試し打ちといきますか」


 右手首のブレスレットーー魔道具が光を放つ。ティアニーズから貰ったものの、使う機会がなかったので今回が初使用である。見た目は変わってしまったが、使い勝手は前の魔道具と同じ筈だ。

 そして思った通り、掌に小さな炎の玉が出現しーー、


「え、ちょ、デカーー」


  バゴン!!という爆発音と同時に、現れた炎の玉が弾けた。間一髪のところで異変を察知したマーシャルはなんとか逃れたが、ルークは逃げる事も出来ずに爆風が直撃。狭い部屋の中で一回転し、そのまま壁に顔面から激突した。


 室内に広がる煙。マーシャルはむせながらも手で煙を払い、


「わぁ、本当に鉄格子が吹っ飛んじゃった。……ルーク君も吹っ飛んじゃったけど」


 破壊するには十分過ぎる威力を発揮し、鉄格子は粉々に吹き飛んだ。なんとか脱出には成功したが、ルークは鼻から赤い液体をたらし、瞳には大粒の涙をためていた。


「あんの桃頭……! 帰ったら思いっきりぶん殴ってやる!」


 別にティアニーズが悪い訳ではなく、前の魔道具よりも強力な魔法が込められていたため、力の入れ方を謝っただけである。しかし、そんなのは知ったこっちゃない。

 渡した人間、そして注意しなかった人間が悪いのだ。


「クソ……とりあえず出るぞ」


「ちょ、ちょっと待ってよ。外で待ってるかもしれないんだよ?」


「そん時はそん時だ。ぶっ飛ばしてソラの居場所を吐かせる」


「なんでそんなに強気になれるの! 一回負けたくせに」


「負けてねぇ」


 あわてふためくマーシャルを無視し、ルークは煙の中を歩き出した。その場でじたんだを踏んでいたマーシャルだったが、『待ってよ!』と言いながら結局はルークのあとを追いかけて走り出した。


 一直線に伸びる薄暗い通路。明かりは壁に吊るされているランプのみで、たまに蜘蛛の巣に顔面を強打してマーシャルが悲鳴を上げていた。


「ねぇ、ここってさっきの塔の中なのかな?」


「多分ちげぇ。あそこは宝石みたいだったけど、ここはきったねぇ石壁だろ」


「それじゃ、違うところに運ばれて来たのかな?」


「さっきからうるせぇよ。ここから出りゃ分かんだろ」


「だ、だってなんか喋ってないと怖いんだよ!」


 ルークの腕にしがみつき、ほとんど泣いているマーシャル。ルークもおばけの類いは得意ではないが、自分よりも怖がっている人間がいるので意外と冷静だった。

 とはいえ、歩き辛い事この上ない。

 マーシャルを引き剥がしながら、二人はさらに奥へと進んで行く。


 それから十分くらい歩いた頃だろうか。

 視線の先に上へと続く階段が見えて来た。階段の先から僅かな光がもれており、天井に四角い扉のようなものが設置されていた。


「で、出口かなっ?」


「さぁな。行ってみりゃ分かる」


「ルーク君、先に行って開けて来て」


「なんでだ」


「だって、開けた瞬間に殴られたりするの嫌だもん」


 二人の視線が交わり、しばしの沈黙。

 ルークは爽やかな笑顔で微笑み、マーシャルの首根っこをしっかりと掴むと、


「確かに殴れるのは嫌だわ。つー訳で、先頭はお前な」


「ぜ、絶対に嫌! こういうのは男の人が先に行くべきだよ!」


「知ってるか? 人間の世界にはレディファーストって言葉があるんだ」


「意味は分からないけど絶対に使い方間違ってる! ルーク君の顔にそう書いてあるもん!」

 

「アハハハハ、なんの事かなー」


 手足をブンブンと振り回して抵抗するマーシャルだが、そんなのはお構い無しにルークは首根っこを掴んで進んで行く。

 そして階段を上りきり、頭上の扉へと目を向けた。


「開けろ」


「やだ」


「開けろ」


「絶対にやだ」


 両腕をルークの腕に絡ませ、なんとか投げられまいと堪えるマーシャル。ルークは少し考え、おもむろに扉へと手を伸ばした。

 扉には取っ手がついており、恐らく押せば開くタイプの扉。取っ手を掴み、


「どっせい!!」


「イヤァァッ!!」


 扉を開けると同時に、光が差し込む。ルークは左腕を全力で振り回し、その光の中に向かってマーシャルを全力でぶん投げた。恐らく、マーシャルはルークが観念して自分で開けると思っていたのだろう。そのため、クソ勇者の外道な行いに反応する事が出来ずに、綺麗な放物線を描いて飛んで行ってしまった。


 マーシャルの姿が見えなくなると、ルークは一旦扉を閉じた。


「ふぅ、無事なら文句言いに来んだろ」


 腰を下ろし、壁に背を預けて一息つく。ところがどっこい、何分たってもマーシャルの声が聞こえて来なかった。上から暴れる音も聞こえないし、泣き叫ぶ声も聞こえない。

 自分でぶん投げたのだが、少し不安になって来たルーク。


 思い腰を上げ、


「マジで上で待ち構えてたりしねぇよな……」


 恐る恐る扉に手を伸ばし、ゆっくりと開ける。扉の隙間からなんとか外の様子を見ようとするが、あまり良く見えない。ルークは意を決し、バン!と勢い良く扉を開けて外に飛び出した。


 そこで目にした。

 雲も、太陽すらない青空を。


「…………」


 見渡す限りの、三百六十度に広がるどこまでも続く草原を。

 マーシャルも同じ事を考えているのか、遥か遠くの地平線を眺めて固まっていた。

 これは、つまりーー、


「また草原かよ!!」


 苦労してたどり着いた精霊の国の中心。

 滞在時間は僅か二十分程度。


 こうして、勇者の冒険は振り出しに戻ったのだった。



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