Episoudo4
「ハァ!!」
モンスターを十体倒した!
「せいや!!」
モンスターを二十体倒した!
「散れ。」
モンスターを五十体倒した!
今現在の三人のランクは、
リン・++A
アラン・+A
マナ・+B
「はぁー、疲れますね。」
「確かに。」
「そろそろ、装備を新調しねぇとな。」
「そうだな。次は……」
リン一行は確実に強くなっていく。なんだか怖い。
そうこうしているうちに次の街へと着く。そこは、
<職人の国・旅人の聖地>
この街は職人が多く、旅人は嬉しい街。街の周りには保護魔法がされておりモンスターは入れない仕組みなっている。もちろん、強盗をやろうとするなら警備員が飛んでくる。魔法で召喚された精霊・騎士・天使など。
今や、何が来ても怖くないリン一行はこの街で一息の休息だ。
「うわぁー、きれい!」
「確かに。」
「おぉ!俺これ欲しい!!」
「!、あぁ、いい薬草だ。」
“ありがとうございます。”
はしゃぐ一行。ちなみに一行が宿や食べ物を買うお金は自腹である。リンはそれなりに貯金があるため大丈夫だが、アランの分はリンが払っている。
勿論、マナもそれなりにある。だが、装備は……
「では、これで。」
“………は、はい。”
「勇者」という名を使えばこの通り買い物ができる。
え?なんで宿とか使わないかって?
その宿に長居する勇者がいたから宿と食べ物は自腹って王様が決めたみたいです。やですよね~、そいう人って。
リン・アラン・マナは初期の装備から三段階目の装備に変更。
リン・初期の服装・竜殺しの剣・薬草の材料。
アラン・龍のナイト(鎧)・ダイヤの剣・旅路の道具
マナ・魔法のローブ・波動の杖・魔道道具品
「それにしてもいいなぁー」
「はいはい。」
「アランさんって装備マニアですか?」
「いや、元は剣マニアだけど、その剣に合わせて装備にも凝り始めて。」
「へぇー。」
現在、三人がいるのは宿。一泊して翌日には次の街へと向かう。
「まぁ、どっちにしても最終的にはここ、なんだけどね」
といいながら、目的地を差す。
今現在いるのは、<職人の国(街)>最終地<魔王の神殿>
「あともう少しかぁー。」
「長いようで短い旅ですね。」
アランとマナがそう言うが、リンは
「そうだな。」
珍しく同意した。マナは一瞬キョトンとした、アランはこの世の終わりか?と心の中でそう思ったが………リンの顔が違う。どこか寂しそうな…………
“キャーーーー!”
“た、助けてくれーー!”
「「「!!」」」
外の異変に三人は気付き、窓の外には巨人族三体、ドラゴンが二体。
本来ならありえない、一年を通してあの結界・保護魔法がしてあるはずだ。
「チッ、行くぞ!!」
「「おう」」
三人は向かう。宿を出て、三方向に分かれる。
巨人族はリンが、飛び回るドラゴンはマナ・アランが。
が、リンには荷が重すぎた。巨人族は五体いて、三体倒した時点で気が付いた。
「………(あぁ、俺、ここで死ぬのか?やべーな、アランと親父とお袋にまだ……………)」
ガウン 一発の銃声が響いた。
「!、リン!」
「リンさん!!」
誤って街人がリンを撃ってしまった。
“……っ、あ、あんな化け物は、勇者じゃねぇ。”
その言葉を最後に街人は悪魔になった。醜い羽をはやした悪魔に……………………
“が、がああああああああああ!!!!”
「チッ。」
「り、リンさん!!」
「おい!しっかりしろ!!死ぬんじゃあねぇよ!!リン!」
「アラン………マナ……………おれ…………」
薄れいく意識の中、リンは……
「(あぁ、俺、死にたくない……………)」
意識を失った…………