プロローグ
どうも、旅をしたくなったので書きました。
この世の中は思っているよりかも嘘が多い。だからこそ、よくならないのだ。
「何それ、急にポエムを口に出し始めて、頭でもおかしくなった?」
可笑しそうな声が何処からか聞こえる。
「ちょっ、オルロスぅ〜、あたまはおかしくなってないよ。」
と、黒髪で髪がボサボサな少し小柄な男性がカブ(原付バイク)を走らせながら少しおねだりするかのようなトーンで声の主人に答える。
「あぁ、同じ景色が3時間ぐらい続いて、孤独だからイッチャったんだね。なんて可哀想なことに!!」
「オルロス、マジでウザいからそのトーンやめてくれない?ていうか、今から地面に落とそうかい?」
おちょくってるかのようなオルロスの声に男は真剣なトーンで返答する。
「ごめん、ごめん。ひろきは真面目過ぎてつい、いじりたくなるんだよ。あっ、ごめん、今のなしッ!やめてよ〜落としたら死んじゃうよ〜!!!」
ひろきと呼ばれる男はポケットから黒馬の銅像を摘みだし、地面に落とそうとする。
「ちょ!待てよ!ちょ待てよ!」
静止も聞かないで肘を伸ばし、落とすような構えをする。
「ごめんって!マジでおちょくり過ぎた!!許して下さい!何でもしますから!!」
「ん?今何でもするって言ったよね?」
と、横を向いたまんま走行するひろきは視線を前に逸らし、赤信号である事を確認する。
「それじゃあ〜」
前の走行車が止まったのでひろきも停止する。
「ここから目的地に向かえるか、分かる?」
「うん、単純」
オルロスはヒロキが言い切りそうなコンマ数秒ぐらいで返答する。
「まぁ、10分ぐらいでスマホの地図に従えば着くよ。」
「了解した。」
ひろきは、キリッとした感じで答えた。だが、10分後になる頃、彼は、目的付近にない蕎麦屋に居た。
「いや!どうしてこうなった!!!」
「いや・・・スマホのマップ、Wi-Fiの関係で・・・遅れるやん?そのせいで・・・迷って・・・曲がり損ねて・・・・近くに蕎麦屋を見つけ・・・腹越しらい!」
蕎麦を食べながらマイペースに答えるひろきにオルロスはため息を吐く。
「たく、さっさと食べて行こうじゃないか。君の過去を取り戻すためにさ!」
蕎麦を食べ終えたひろきはお会計を終えカブにまたがる。
「そうだな!進もうか、オルロス!!」
この物語は『嘘混じりの現実』の物語、しかし、最後はハッピーエンドなのかは分からない。嘘に塗れた世界で、生きてく彼らはどんな答えを得れるのかは神のみぞ知る。しかし、そんな彼らに名一杯の祝福を注げられるのは君達だ、君達君が望むのならば、彼らは強く答えるだ。だからこそ、彼らの物語を見守って欲しい。
「それ、誰にいってる?」
「未来のオーディエンスさ。」
「いつの時代のオーディエンスだよ。」
ひろきは低い音を鳴らすカブを走らせながら楽しそうに答える。
「あ、そこ曲がらないと」
「マジ!?」
この物語は嘘つきのひろきと馬のレプリカのオルロスの日本の旅での物語。彼らのエンディングがハッピーエンドなのかは誰にも分からない。
この世の中は思っているよりかも嘘が多い。だからこそ、よくならないのだ。
「何それ、急にポエムを口に出し始めて、頭でもおかしくなった?」
可笑しそうな声が何処からか聞こえる。
「ちょっ、オルロスぅ〜、あたまはおかしくなってないよ。」
と、黒髪で髪がボサボサな少し小柄な男性がカブ(原付バイク)を走らせながら少しおねだりするかのようなトーンで声の主人に答える。
「あぁ、同じ景色が3時間ぐらい続いて、孤独だからイッチャったんだね。なんて可哀想なことに!!」
「オルロス、マジでウザいからそのトーンやめてくれない?ていうか、今から地面に落とそうかい?」
おちょくってるかのようなオルロスの声に男は真剣なトーンで返答する。
「ごめん、ごめん。ひろきは真面目過ぎてつい、いじりたくなるんだよ。あっ、ごめん、今のなしッ!やめてよ〜落としたら死んじゃうよ〜!!!」
ひろきと呼ばれる男はポケットから黒馬の銅像を摘みだし、地面に落とそうとする。
「ちょ!待てよ!ちょ待てよ!」
静止も聞かないで肘を伸ばし、落とすような構えをする。
「ごめんって!マジでおちょくり過ぎた!!許して下さい!何でもしますから!!」
「ん?今何でもするって言ったよね?」
と、横を向いたまんま走行するひろきは視線を前に逸らし、赤信号である事を確認する。
「それじゃあ〜」
前の走行車が止まったのでひろきも停止する。
「ここから目的地に向かえるか、分かる?」
「うん、単純」
オルロスはヒロキが言い切りそうなコンマ数秒ぐらいで返答する。
「まぁ、10分ぐらいでスマホの地図に従えば着くよ。」
「了解した。」
ひろきは、キリッとした感じで答えた。だが、10分後になる頃、彼は、目的付近にない蕎麦屋に居た。
「いや!どうしてこうなった!!!」
「いや・・・スマホのマップ、Wi-Fiの関係で・・・遅れるやん?そのせいで・・・迷って・・・曲がり損ねて・・・・近くに蕎麦屋を見つけ・・・腹越しらい!」
蕎麦を食べながらマイペースに答えるひろきにオルロスはため息を吐く。
「たく、さっさと食べて行こうじゃないか。君の過去を取り戻すためにさ!」
蕎麦を食べ終えたひろきはお会計を終えカブにまたがる。
「そうだな!進もうか、オルロス!!」
この物語は『嘘混じりの現実』の物語、しかし、最後はハッピーエンドなのかは分からない。嘘に塗れた世界で、生きてく彼らはどんな答えを得れるのかは神のみぞ知る。しかし、そんな彼らに名一杯の祝福を注げられるのは君達だ、君達君が望むのならば、彼らは強く答えるだ。だからこそ、彼らの物語を見守って欲しい。
「それ、誰にいってる?」
「未来のオーディエンスさ。」
「いつの時代のオーディエンスだよ。」
ひろきは低い音を鳴らすカブを走らせながら楽しそうに答える。
「あ、そこ曲がらないと」
「マジ!?」
この物語は嘘つきのひろきと馬のレプリカのオルロスの日本の旅での物語。彼らのエンディングがハッピーエンドなのかは誰にも分からない。
さてさて、やかましいこの二人の旅、次は、あなたの街に来るかも。