2#2
藤に言われて、今日は家にこもることにした。
せっかくなので、今日のことについて考えることにした。
一体どうしてこんなことになったのだろうか。
なんでこんなに、夢と現実が似ているのか。
しかし、考えれば考えるほど、よくわからなくなってくる。
最近。
どうも、考え事をしすぎると、あることを考えてしまう。
自分はどうやって生きているのか。
死後の世界はどんなものなのか。
地球の始まりはどうだったのか。
いや、そもそも宇宙の始まりはどんなものだったのか。
もし。
もしあの時生命が誕生していなかったとしたら。
もしあの時宇宙ができていなかったとしたら。
僕はここにはいない。
そんなことになっていたとしたら。
僕という存在は...
怖い。
怖い。
怖い。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「やめろ....」
落ち着け。
落ち着け俺。
「やめろおおお!」
叫んだ途端、意識が回復した。
「はあっはあっはあ...」
気づけば外は真っ暗だった。
時計の針は夜の12時を指していた。
その時だった。
ピンポーン
ベルが鳴った。
誰からだろう。
藤か?
いや、あいつはもう寝る時間のはず。
一体だれが...
「はい、どちら様で...」