或る日不思議な文具に出会った。その名もガンジーのインキ消しという。
ども。undecaneです。
最近エッセイを書き始めた者です。
初めましての人も、前に読んでくれている人も、よろしく。
早速ですが、今回は摩訶不思議な文具、ガンジーのインク消し。
これについての出会いとかについて、徒然なるままに書いていくからお願いしますね。
では、どうぞ。
それは、高校三年生の時。
センターセンター国立国立と暗唱させられていた理系国立クラスの僕らは、現代文の授業でセンターの問題を解いていた。
迫りくる時間。終わらないマーク。芯を折りまくる隣の席の奴。貧乏ゆすりの激しい奴(←最後の俺)
迷惑行為をする奴が多くて、皆時間に追われてイライラしていた。
残り3分。
先生はそう言った。
問題はその後だった。
「そういえばさ、僕らの頃はガンジーのインク消しっていうのが有ってね…」
やめろよ!そういうの。わかる。わかるよ。
待てなかったんだよね。
あと三分とかもう大体の人終わってるもんね。
毎年やってる授業。
目の前には必死にやっている高校生。
20分以上も教壇で黄昏ていればかつての自分が思い出されるとは思うよ。
思うけどさ。
ガンジー。
インク消し。
両方ともそそられる響きである。
もうね。演習どころじゃない。
はよっ、そのインク消しとやらを聞かせてください。
そんな感じだ。
結局僕は解ききれなかった。
ま、それはどうでもいい。
インク消しだよ。
先生曰く、昔早稲田のテストはボールペンか万年筆で、消ゴムが使えなかったらしい。
そんでもってインク消し。
こいつがあれば消せる。
(当時は万年必要しかなかったみたいだけど)
しかし、やったね、とはならなかった。
そう、インク消しは液体なので、塗った後は乾かさないといけない。
うっかり書こうものならビリッ。
穴空き答案の出来上がりである。
そんな話を聞くと、気になって気になって,,,。
「私、気になります。」
になってしまうわけだ。
で買いました。
ボールペン用。
黄色い箱。
エイリアンみたいなガンジー。
ハズキポリマー製。
化学系メーカーていうのが親近感抜群だ。
(僕が化学科のため)
ビーとノートに線を引いて、二つの液体を交互に垂らす,,,。
もうね。
最近のボールペン、ゲルインク多くて。消えないこと消えないこと。
5回以上は塗り直さないとね。
そして問題が。
数日たつと僕の場合は焼けちゃったのよ。
茶色く塗った部分がにじんで。
後からだよ。
結局普通の安いボールペンには使えるからいいけど。
今のご時世、修正液で良くね?
となるのもわかる。
ただ、ガンジーの顔が好きだからいつも側に置いている。
意外な用途として、クロスの落書き消しに使えるようだ。
undecaneはこれからも投稿していくんで、
コメント、評価、ブクマ頂けたら幸いです。