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エピソード2 ― 6.義斗と忍・加賀兄弟

家族・兄弟愛・友情がテーマな少し謎めいたストーリー。人物紹介です。

「加賀はじめ」加賀家の長男、弟を支えてきた。いろいろ過去を抱えている。

「加賀昭次」幼い頃の記憶がないままはじめを頼りに、時折記憶の断片に悩まされている。

「大竹成仁」はじめの働き先の後輩、姉の病気がわかるまでは荒れていた。

「大竹幸」成仁の姉。病院で療養中、悪化し死亡した。

「神崎俊」幸の恋人、母を病気で亡くしている。成仁に兄のように慕われている。

「関義斗」俊のケンカ仲間、はじめとは血の繋がる兄弟。昭次との関係は?

「井川忍」昭次の同級生、俊とは家が隣同士で慕っている。

「相田武・武威直人」昭次の親友。

「佐藤達也」忍の昔の親友。


爆音を響かせ、ゆっくりとバイクが路地を走り回っていた。


「・・くそったれが」

心を落ち着かせるかのように頬に風を受ける義斗。


はじめ兄・・まったく忘れとらんかった、それだけのことしたんや仕方ないが。

それ以上に昭次との距離離そうとしてた気する、必死で・・オレのこと忘れていた昭次、それを思い出すなと強制しとる。

確かに思い出したらあいつも傷つくやろし、さっきの笑顔も見せてもらえんくなる・・けどそれ以前のことも思い出したらあかんのか?


笑顔の昭次を思い出し、唇をかみ締める義斗。

「オレの唯一の、思い出・・消さんでや昭ちゃん・・」


呟く声はバイクに消される。

自業自得はわかっとる、けどあの時の気持ちは今も変わらん・・一緒におりたかったずっと。



走っていると遠くに見覚えのある人影が見えた、あのおぼっちゃん頭。

「おい、おまえ、忍か?なにやってんのこんなとこで」

バイクの音にびっくりしつつも振り返るとオレと気づき、見るからにほっとした顔。


「あぁー、関さん。よかった、迷子だったんだよね。ってことはこのへんに俊兄が」

「なんやおまえやっぱり来たんか、迎えにいったる言うたやんけ。おとなしく学校いけよ」

「関さんにはわからないだろうけどね、こっちのが大事なのオレには・・友達作るんだ」

聞こえないように小さく呟く忍の声は、義斗に聞こえていた。


「・・どうしたん、自分えらい顔してんぞ。大丈夫か?」

「えっ?なんでもないよ、普通だよオレ・・」

顔を押える忍、今にも泣きそうなそんな表情。

「なんやわからんけど、がまんすることないぞ。オレはなんも見とらんし、後ろ乗れ」


一瞬躊躇したが、無言で背中にしがみつく忍。

その温もりに安心してか、心配されてうれしくてか一気にがまんしていた涙が零れ落ちる。


バイクの音にかき消される泣き声、義斗は見ぬ振りをして遠くを見ながら走った。


いつ以来だろう、泣いたのなんて・・やっぱり、オレ達也のこと大事だったって思うと悲しくて、離れてても忘れたことなかったし・・

忘れようとしてること事態覚えてるってことだし。

あいつもオレのこと忘れないって言ってくれたことが、今さらになってうれしかった・・あいつ以上の友達なんてホントはいらないんだ―――


背中で小さくなってる忍を思い、小さくため息をついた。

・・みんな、いろいろあるんやな・・こんな幸せそうなやつにも、辛いことがあって――今のオレは神崎よりましなんやないか?

もう会えんと思っとった、話せないと・・そんな昭次と普通に話せてる、それだけでもええんやないか。

自分のやったこと、今思っても間違いやとは思えん・・昭次にやろうとしたこと、後悔してるなんて簡単に言ったらあかんことや―――

今はあいつが生きてて会えたことがうれしい、矛盾なのはわかっとるが正直な気持ちや。


ぼんやりと思い出に胸を痛ませているとしがみつく忍が大きく声を上げ叫ぶ。

「・・関さん、ずっと一緒にいるためにはどうしたらいいのか、知ってる?」

聞かれたことに肩を大きく揺らす義斗、急激に速度を落とした。


ずっと一緒に・・それはオレがずっと知りたかったことや、なんでおまえまで同じこと。

同じようなことに、悩んでいるのだろうか。

「・・おまえはわかるんか?オレは、失敗したやつやから。そんなん知らん」

「えっ、なにそれっ。なに失敗したの?オレもしたっ失敗。話、聞いてくれるっ!」

運転中の背中で暴れる忍に慌ててバイクを止めた、まずいこと言ったか?


「おっまえ、危ない。暴れるんやないわっ、こけたら痛いじゃすまんのやぞっ」

「ご、ごめんなさい・・」

涙いっぱいの忍に毒気を抜かれてため息の義斗、バイクを脇に寄せた。


「で、なにが聞きたいん。なんもわからんぞ、失敗聞いてもなんの参考にもならへんやろ」


バイクに持たれかかり、タバコに火をつける。

どこか興奮してる忍は、誰かに話したくてしかたなかったように自分のことを話出した、どこが悪かったか教えてほしいと。


「・・オレはただずっと仲良くしてたかっただけそいつだけでよかったんだもん友達なんて。それがオレのためにならないって、オレから離れて行った・・オレだけが一緒にいたかっただけなんだって、わかって・・なにが悪いの?」


「あほやなおまえも、そいつも」


話を聞いてるとかわいすぎて笑えてくる。

「なんで?真剣だったんだよオレ」

怒ったように見てくる忍の頭をポンと叩く、力入れすぎなんだよおまえらは。


「想いすぎや二人して。まあ、おまえは一途っぽいからな、そのへんどうなん?」

「・・だってあいつがいたら楽しかったし、他に誰もいらなかった」

「重いやろそれ、離れてくくらいや、おまえ相当他のやつとは仲良なかったんやろ」

むすっとしてる忍、図星なんだと笑う・・不器用やな、お互い。


「悪い悪い、怒るなや。おまえが聞け言うたんやで?」

「そうやけど・・重いのかなぁって、普通に仲良くしてただけなのに」

「おまえはなんか危なっかしいから、心配されるのもわかるわ。で、どうしたんやそれから他のやつとは?」

うつむいたまま、少し開く間・・できてないんやなぁ、これ。


「・・いないよ。ずっと一人。変なうわさがたって・・誰も近づかなくなった。それならこっちだってって、孤立しちゃった」

「うわさがなんやねん、おまえなんもせんかったんやろ?それじゃ一緒におられへんやん」


ふいに見上げてくるキツイ瞳、拳をぎゅっと握り締めて悔しそうに吐き出す言葉。

「オレが達也に近づくやつにケガさせてたとかそんなこと言われて、気持ち悪がられて・・達也が離れていったのもオレから逃げたんだと思ってた・・どうしようもないよ」


思い出して唇を噛む忍、握りしめていた拳をそっと包んで緩ませた。

「やってへんのやろ、けど中学生にはきついなそれ・・そいつとはもう会ってへんのか?話さなわからんこともあるやろ」


なにか誤解があったんやないのか、かりにもずっと仲良くしてたやつがいきなりそんなひどいことしないだろう・・

思わず必死にフォローを考えている義斗、どこかダブるのだろうか・・小さな昭次と。


「・・さっき、会いに来た」

「ホンマか?で、どうなったん。誤解やったんやろ?」

思わず乗り出すオレに、小さく笑って頷く忍・・なにムキになってんのやろオレ。


「オレのことなんか忘れてると思ってた、なんかずっと気にしてたみたいで・・ホント話さないと解決しないなぁって、わかった・・」

「わかったんなら、もう大丈夫やろ。ちゃんとダチ作れるわ今度は。まあその達也いうやつと

仲直りしたんなら連絡とりあうんがええんちゃう・・なんや変な顔して」


さっきの笑顔はどこいった、泣きそうな怒ってるような忍の表情に小さく笑う義斗。

「なんや?ヨリは戻したくないんか、おまえも強情なやつやな。許したれや」

「あいつ以上のやつはできないとは思うけど、もういいんだ。あいつはあいつ、また気がむいたら連絡するし・・今はな、加賀くんと友達になりたい、今度はオレも引かないから」

「・・加賀?って、もしかして、昭次・・?」

「えっ?なんで?知ってるの関さん。今も加賀くん俊兄のとこかなって来たんだよ」


思わぬところから出た名前に、思わず持っていたタバコを落としてしまった。

なんや・・このへん知り合い度ありすぎやないか?神崎の知り合いや。おかしくはないが・・


「神崎のとこおらんぞ、家帰った」

一気に戻る現状に・・タバコを思い切り踏み潰しながら呟いた。


「・・そうなんだ、さっき行ってきたのに。そういえば関さんは、なにやってんの?」

思い出したように聞いてくる忍。

「なにって気分転換してただけ。そういや手伝い頼まれたような気するわ、戻らな」

「あっ、待って。関さんの話聞いてないよっ、話してくれないの?」

「・・オレのは、そんなかわいいもんじゃないからな・・勘弁してくれや」


さみしそうに言う義斗、バイクにもたれて再度つけたタバコをふかす・・それをじっと見つめる忍。

「それって、小さい時のこと?最近?オレが聞いたってなにもできないけど、言ったらすっきりする思うよ・・オレも楽になったよ」

励ますように笑顔を見せる忍、苦笑いの義斗。


「おまえが元気になったんならええよ、昔のことやし。オレはそいつと会えただけでもうええから・・」

「会えた?なら、さっき言ってたじゃん戻るのが一番だって。そういうふうには思わないの?」

「戻れるんならそうしたい、けど無理や・・そんな簡単のことと違う。忘れとるから話せるんやから・・」

呟くように言うとさみしそうな瞳が遠くを見つめていた、これ以上は聞けないと本能で思う忍。

辛そうにしてる義斗の頭を腕を伸ばして撫でてみた。

「もっといいほうに考えようよ。関さんとのこと忘れてるならそれに乗じて仲良くすればいいんじゃない、関さんこそ考えすぎだよ?」


覗き込むと小さく笑顔を見せる義斗、なんだかほっとした。少しは力になってるのかな。

「なるようになる、それが一番。俊兄んとこ行くんでしょ?オレも行きたい」

「そうやな。いいかげん行かな怒らすかな・・」

元気がなくなったしまった関を見て、小さくへこむ・・やっぱり力になんかなれないみたい。


大人の人もいろいろあるのかなぁ、オレから見ても聞いちゃだめなのわかったし・・

加賀くんと知り合い見たいだったなそういえば、見た目から行くと加賀くんの兄ちゃんと知り合いなのかもしれない。


バイクの後ろにしがみつきながら義斗の様子をうかがいながら聞いてみた。

「加賀くんのこと知ってるみたいだけど、年齢的にお兄ちゃんのほうと友達なの?仲いいからあの兄弟」

ふいにふかされたアクセルにびっくりして質問がかき消された、振り返る義斗。

「・・なんか言ったかっ。しっかり捕まっとけ、とばすでぇっ」


あんなんと友達なんて・・思われたないわ。

仲ええって、そんなん知っとる・・オレもあそこにおれたかもしれんなんて、考えられへんな今になったら。

「あかん、ちょう寄り道するで。しっかり捕まっとけよっ」


滅入っていく気持ちを押さえるために大竹家を通り過ぎスピードをあげる義斗、言われるままつかまるしかない忍。

さっきまでとうって変わったスピードに、いろんなことが飛んで行ってしまった気がした・・オレ、なんか聞かなかったっけ?




俊の家から逃げるように帰る道の途中の公園、昭次に言い切られ・・ベンチへと腰をすえる、話す時が来てしまったと小さくため息をつくはじめ。


「昭次、あいつのことわかったのか?」

「ん?わかんないと思うけど、なんとなく知ってる気はしたから」


知らないのに、わかる・・昭次のどこかに残ってるのか義斗の記憶。

オレが話さなくても・・もう、時間の問題かもしらないな・・


「教えてくれるんでしょ?あの人のこと。オレ仲よかったの?」

「小さい頃は三人でよく遊んでた、あいつが一人で遊びに来て・・今思うとよく来てたな遠くから」

「え?なんで、一緒に住んでなかったの?兄弟、だよね」

首を傾げる昭次に小さく笑うはじめ。


小さかったこいつに同じこと言われた記憶がある、なんでよしくんはここにいないのって・・おまえホントに好きだったからな、義斗のこと。


「いろいろあるんだよオレたちの親にも。おまえももうすぐ高校卒業か・・知ってもいい歳だろう、隠してたわけじゃない・・オレたちには関係ないことだと思ってるから・・」


「どっちにしても、覚えてないんだもん・・隠し事なんか意味ないよ、今聞くのがオレの初めての記憶だし。それは、親のこと?義斗さんのこと?」


確かにそうだなと苦しそうに笑うはじめに昭次は微笑んだ、大丈夫だからと。

強いな、ポンと頭を撫でた・・昭次にうまく伝えられたら、いいけど。


「まず、親のほう。おまえの母ちゃんとオレの母は別人だ・・意味、わかるか?」

一瞬考え出る答えに、目に見えてうそでしょとはじめを見つめる昭次。

「・・オレたち兄弟じゃないって、こと?」

  

「そうだと、思うのか?」

不安そうに見つめる昭次の肩を抱き、意地悪な質問を投げるとうそなのかよと睨んでくる。

「いくらオレでもそんな冗談言わねぇよ。半分、父ちゃんは同じ」

「・・父ちゃんは同じ・・ってことは、兄弟だよね・・」

複雑な思いに襲われてる昭次、はじめはただ見つめるしかできない。


「・・兄ちゃんと義斗さんはずっと兄弟で、オレは後から・・ってことで」

「いいよ無理に理解しなくても、兄弟には変わりない。一緒に住んでなかったのもわかっただろ?あいつは母に連れて行かれた、それだけのことだよ・・」


結構これも痛い思い出だけどな・・オレだけ残された、しかたないことだとわかっててもわりきれる歳でもなかったから。父親のこと嫌ってたよあの時ばかりは。


「・・なんか、思い出すか?」

「なにも。親の顔も出てこない・・オレの頭ん中どうなってんだろ」


小さく笑ってる昭次だった、心の中はこんな大事なことを思い出せずにいる自分に腹が立ってしかたない。


少しくらい思い出してもいいと思うけど、衝撃な話聞いてるのに・・泣きそう。

関係ないって言っても、兄ちゃんがどう思ってるかわからなくて怖くて顔が見れない・・

本当のお母さんと離れて、悲しくない子供なんていないと思う。

オレの母ちゃんのこと、オレのことも嫌いだったんじゃ・・どう接してくれてたとかも、今ははじめ兄ちゃんの思いだけでいいから思い出したい。


「どうした昭次。泣いてる?聞かないほうがよかったか・・やっぱ」

涙いっぱいの目に小さくため息をつくはじめ、必死にこらえてる昭次を抱き寄せた。

「泣くなよ。関係ないって言っただろ、もし血がつながってなくたっておまえはオレの弟だ、なにも変わらない」


「・・母ちゃんのこと怒ってない?母さんと、義斗さんと離されたの母ちゃんのせいってことでしょ?」

小さく聞こえた声は思いがけない問いかけ、びっくりして思わず立ち上がってしまった。


「そんなことおまえが心配することじゃねぇだろ。怒ってたとしてもそれはおまえらにじゃなくて父親にだ。オレたちはみんなあいつの勝手で、こうなったんだからな・・」


「兄ちゃん・・父ちゃんのこと怒ってたの?毎年一緒にごはん食べてるのに?なのに・・嫌いだったの?」

うそでしょというように見上げる顔、ふいに瞳からあふれ落ちてくる涙・・あわてて俯く昭次に、今度は大きなため息をつくはじめ。


「そんなのはなぁおまえが生まれる前に終わってることだ、今は全然違う。むしろ、おまえのことオレの弟にしてくれて感謝してるし」


ポンと頭を撫でる手と、その言葉に一瞬涙が引っ込んだ・・見上げると、優しく微笑んでるはじめ。


「オレはおまえのこと小さい時からずっと大事にしてきた、それで十分だろ?」

「うん・・オレも兄ちゃんが兄ちゃんでうれしい・・」


おさえていた涙がまた溢れた、ハンカチを探すはじめだが見つからず服のすそを差し出すと笑いながら腰に抱きついて顔をうずめる昭次。

ポンポンとなだめるように頭を撫でるはじめ。

「それが一番大事なことだからな、忘れるなよ。母さんたちがオレたちのこと会わせてくれたこと・・」

何度も小さく頷いていると、ふと顔を上げ「・・義斗さんも、だよね?」小さく聞く。


一瞬、険しくなる表情・・


「・・兄ちゃん、義斗さんのこと嫌いなの?義斗さんも兄ちゃんの弟なんだろ・・なんでいつも怖い顔するんだよ」


ぎゅっと服を握りしめ見上げてる昭次に、どこか苦しそうに視線を外すはじめ。

「・・あいつと今まで会ったことなかっただろ?それくらいオレたちも会ってない、兄弟でも一緒にいたいとはかぎらないだろ・・」

「そんなの、うそだ。兄ちゃん怒りながらだけど義斗さんのことさみしそうに見てた、義斗さんだって・・二人ともおかしい、オレにそれ知る権利はないの?」

大きく首を振って、昭次の無垢な瞳を隠すように抱き寄せる。


「これだけはどうしても、言えない。義斗もきっと一緒だ、オレたちの中にしまい込んである。誰にも言わない、言えない・・」


肩を押さえつけてるはじめの手が痛いほど、こんな兄を見たことない・・嫌、最近有った・・義斗さんといる時に。


・・なんで、なにがあったんだよ。

知りたい、あの人とのこと・・大事なことだって胸の中で何かが騒いでる気がする。

兄ちゃんは絶対教えてくれないだろう、きっとあの人も・・だとしたら自分で思い出すしかない・・・こんなにもどかしいことは今までなかった。

兄ちゃんとの今までの記憶だけでいいって思ってた、けど今は・・もう知りたくてしかたない


――義斗さん、あの人と話せばなにか出てくるような気した・・・  


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