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94 何の音?

「ぶっ」


「ぶごっ」


 最初に言っておく。

 これは、わたしのおならではない。

 そして、猫のおならでもない。


 これは、猫の寝言である。


 わたしも最初は、猫のおならだと思った。

 しかし、音が出てくる場所が違う。


 猫は、ケージの中で熟睡しているようだ。

 気持ちよさそうに、寝言を発している。


 近くで見ると猫が起きてしまうため、わたしは少し離れた場所から猫の様子を窺う。

 時々、「んにゅ」という音も混ざる。


 そしてわたしは、猫の寝言をBGMに手元の本を開く。


 ある昼下がりの、平和な出来事である。

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