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91 股に

 わたしが寝ていると、猫がやってきた。そして、わたしの股の間に入ろうとする。

 乙女(?)の股に入ろうとするとは何事か!?


 しかし、今の季節、暖かくて少し嬉しい。猫は、わたしのそんな感情をわかっているかのようだ。

 まるで、股の間に湯たんぽを置いているみたいだ。


 寝るときは、足を冷やしてはいけない。何よりも眠れなくなる。そういう意味でも猫湯たんぽは快適だ。


 ただし、猫を蹴飛ばしてはいけない。必ず痛い反撃に合う。猫湯たんぽは、取り扱い要注意なのだ。


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