前へ目次 次へ PR 706/717 706 でもさ ☆ ウチの子は家の中を自由に行動している。そして、わたしも自由に行動している。が、それが重なる時がある。 「ギャッ」 「あ! ごめんごめん!」 ウチの子の尻尾を踏んだわたし。 悪かったよ。うん。わたしが悪かった。でもさ、そんなテーブルの下に潜んでいたら、わからないよ。いるならいるって言ってよ。と、わたしはウチの子のせいにする。 ウチの子は、わたしをじっと見つめていた。 「ごめん」 結局、わたしは改めて、ウチの子に謝った。